更新日:2022年02月9日
車のバッテリーはセルモーターを動かし、カーナビなどの電力源として使われます。
バッテリーが上がるとエアコンやオーディオが使えなくなり、エンジンもかからなくなるので車が動きません。
交換時期を知ってバッテリーが上がる前に交換しておけば、車が動かなくて苦労することがなくなります。
この記事で、バッテリーの交換目安をご紹介します。
目次
バッテリーの役割
車のバッテリーは車の多くのパーツを動かすのに使われます。
・セルモーター
・ヘッドライト、ブレーキランプ、テールランプ、ルームライト
・スパークプラグ
・ウィンカー
・クラクション
・パワーウィンドウ
・カーエアコン
・スライドドア
・スピードメーター
・オーディオ
・カーナビ
上記のようなパーツを動かすのに使われており、他にもいくつかのパーツを動かすのに使用します。
バッテリーは使用すれば残量が減りますが、車には発電機であるオルタネーターがあるので、発電によってバッテリー上がりを防いでいます。
ただしバッテリーは繰り返し使うので次第に劣化していき、蓄電量が少なくなりやがて寿命を迎えます。
劣化が進めば車の電装品が動かなくなるので、寿命がくる前に交換が必要です。
バッテリーの交換時期の目安
バッテリーは、どんな車に搭載するかで交換時期が変わります。
・一般車 : 2~5年
・アイドリングストップ機能搭載車 : 2~3年
・ハイブリッド車 : 4~5年
一般車は2~5年と交換時期の目安の幅が広いので、バッテリーの状態を見て交換時期を決めます。
アイドリングストップ機能搭載車は、アイドリングでエンジンの起動と停止を繰り返すので、交換時期が早いです。
ハイブリッド車は、電気モーター用バッテリーと2つの車内用補助バッテリーがあり、バッテリー交換時期は長いです。
バッテリー交換のサイン
バッテリーは、以下のような状態になれば交換のサインです。
・エンジンがかかりにくい
・ヘッドライトが暗い
・バッテリーの電圧が下がっている
・アイドリングストップ機能が機能しない
・バッテリー液の変色
エンジンや電装品が正常に稼働しにくくなっている時は、バッテリー交換の時期です。
パワーウィンドウの動きが遅いなど、電装品が正常に動かなくなっても交換時期が近づいています
バッテリーを目視で点検して液が変色していても交換する時期になっています。
またバッテリーの電圧低下や液量の減少も、バッテリーに寿命がきているかもしれません。
バッテリーの交換時期を早める車の乗り方
バッテリーは電気を沢山使うほど、交換時期が早まります。
・ライトやスイッチを常時使用する
・カーナビやオーディオを沢山使う
このような使い方で電気を沢山消耗していると、車のバッテリーの交換時期が早まります。
電気を使いすぎてバッテリーが上がると、すぐ充電すれば回復しますが、長い間バッテリーが上がったままにすると、充電しても回復しません。
そのようなケースでは、すぐにバッテリー交換が必要です。
バッテリーは寒さや暑さに弱いので、気温が0度以下の環境や30度以上の環境で頻繁に使うと、バッテリーが劣化しやすく交換時期が早まります。
また車を長い期間乗らなくとも、バッテリーは自然と劣化するので、そのような時でも定期的にバッテリー交換が必要です。
車にほとんど乗らない方は、3ヶ月や6ヶ月でバッテリーの寿命がきます。
月に1回30分以上は車に乗ると、あまり車に乗らなくてもバッテリー上がりが起きにくくなります。
バッテリーを長持ちさせる方法
バッテリーを長持ちさせるならば、定期的に車に乗り、過剰に電装品を使用するのを避けます。
・定期的に車に乗る
・必要ない時は夜乗らない
バッテリーは車を走らせてオルタネーターが回ると充電されます。
車に乗らないとバッテリーは充電されず自然に放電していき、やがてバッテリーに寿命がきます。
ライトやカーナビなどを多く使うほどバッテリーは消耗するので、ヘッドライトを点灯させる夜間は、不要な時は車を走らせない方がバッテリーが長持ちします。
バッテリー上がりに備えてジャンピングスタートさせるために、ブースターケーブルを車に置いておくと万が一の時でも安心です。
不安ならば専門業者に相談する
バッテリーは自分で新品を用意して交換する他に、以下の場所でも交換できます。
・ディーラー
・カー用品店
・ガソリンスタンド
・整備工場
バッテリーは車の使い方によっていつ交換となるか違ってくるために、日頃からメンテナンスしておくと、バッテリー上がりを防げます。
バッテリーを交換すべきかどうか分からない時や、自分で交換できない時は専門業者に相談してみましょう。
あなたの車のバッテリーを点検して、どんな状態なのか交換が必要なのか教えてくれます。
また交換が必要であれば、その場でバッテリー交換してくれます。
まとめ
車のバッテリーはエンジンを始動させ、電装品を動かすのに必要なパーツです。
オルタネーターによって充電しますが、自然劣化していき、やがてバッテリーは寿命を迎え交換時期を迎えます。
定期的にバッテリーや車の状態を見て、必要になったら交換してください。
交換時期かどうか分からないならば、専門業者に相談すると良いでしょう。
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