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エンジンの警告灯が点灯したらどうなる?原因と対処法をチェック

更新日:2022年02月2日

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エンジンに異常があるときに知らせてくれるのがエンジン警告灯です。

車を動かすのにエンジンは欠かせないパーツであり、異常があれば車が走らなくなるのではないかと心配になります。
エンジン警告灯が点灯したときの原因と対処方法をご紹介します。

目次

エンジン警告灯とは?

エンジンの制御系に何かあったときに、点灯して異常を知らせる役割があるのがエンジン警告灯です。 

エンジンチェックランプやエンジンマークのランプなどとも言われます。

 

警告灯は多くの車でスピードメーターの近くにあり、エンジンが正常であれば点灯しません。

最近の車のエンジンはコンピューター制御されており、センサーを用いて燃料噴射や点火タイミング、空燃比などを制御しています。
このコンピューターには自己診断機能が備わっており、異常があればエンジンをかけたときに警告灯が点灯します。

 

エンジン警告灯の点灯は、エンジンのどこかが調子が悪いという意味です。
状態が悪化して深刻なダメージにならないように、エンジン警告灯が点灯したら、自分で点検するか、または整備工場やカーディーラーなどで点検してもらいましょう。

 

エンジン警告灯が点灯したときの原因

エンジンはコンピューターで制御しているので、警告灯が点灯すればコンピューターのセンサーが異常を感知しています。
警告灯で異常と示される内容は、以下のどれかです。

 

・アイドリング時のエンジン回転異常
・マフラー触媒部の高温加熱
・燃料噴射の不正確
・点火タイミング異常
・バッテリー端子の接続不具合
・オートマチックトランスミッションの不調
・エンジン回転数が上がらない
・トラクションコントロールの不調

 

警告灯は、これらの中のどれが異常かまでは示しません。
そのためにエンジン警告灯が点灯したら、車の状態と照らし合わせて不調と思われる部分を点検していきます。

 

また稀に以下の原因でも警告灯が点灯します。

 

・給油口キャップの不良や汚れ
・速度計異常
・電気系統異常

 

エアコンやオーディオ以外にも電装品が車には装備されており、それらにはセンサーがあります。
このようなセンサーが異常を感知しても警告灯が点灯します。
一度警告灯が点灯して消えることもありますが、このようなケースでも念のために車に異常がないか点検しておいた方が良いです。

 

エンジン警告灯が点灯したときの対処方法

エンジン警告灯が点灯したときは、まずは駐車場などの安全な場所に車を止めます。
その後エンジンルームを見て、エンジンやその周辺パーツに異常がないか目視して確かめます。

 

ただし一般の方がエンジンを見ても、どこに異常があるのか判別するのは難しいです。
点検してもわからないときは、整備工場やディーラーに連絡して車を見てもらいましょう。
原因を特定しやすくするために、車を見てもらうときには以下の点を伝えます。

 

・エンジン警告灯が点いたタイミング(日時や点灯の仕方)
・車を運転して気になった点(エンジンの状態や異音、走行状態など)

 

点検して不具合や不調が見つかれば修理します。
修理費用はいくらになるかはエンジンや周辺パーツの故障状態により違うので、まずは見積もりを取ると良いでしょう。

もしも警告灯が点灯したときに車のエンジンが止まったならば、レッカー移動してからの点検と修理です。

 

警告灯が点灯したときの注意点

エンジン警告灯は点いたり消えたりを繰り返す場合もあります。
どのような状態でも警告灯が一度でも点灯すれば、エンジンなどに不具合がある可能性があるので、整備工場やディーラーで見てもらいましょう。

点灯したまま放置するのは危険

エンジン警告灯が点灯しても、たいした異常ではないだろうと考えて点検せず、車を走らせるのは危険です。
不具合の状態が悪化し車のダメージが大きくなり、思わぬ事故を起こすかもしれません。
事故を起こすまでにならなくても、車が動かなくなっていくつもの部品交換が必要になり修理費用が多額になるケースもあります。

 

早めに点検すればセンサー交換だけで済むときもあり、修理費用を抑えられます。

また警告灯の点灯を放置したままでは、車検には通過しません。
警告灯が点いていると、安全基準を満たさないとみなし車検に通らないです。
2017年に厳格になった車検基準では、警告灯が点いたままでは車検を行わないとしています。
もちろん警告灯のランプが点灯しているなら、車を点検して修理してからでないと車検できません。

日頃から点検しておく

日頃から定期的に車を点検しておけば、エンジン警告灯が点灯することはほとんどなく、思わぬときの点検や修理で時間とお金を浪費する必要がありません。
車を安全に運転するためにも、日頃からの点検をおすすめします。

 

点検するならば、整備工場やディーラーで見てもらってください。
知識のある専門業者であれば、車がどんな状態であり修理が必要かどうか隅々まで見てくれます。
車の不具合や不調を見逃すこともありません。

 

まとめ

エンジン警告灯が点灯したら、エンジンやパーツなどと車に異常があるサインです。
自分で点検してもどこが不調かわからないならば、整備工場やディーラーで見てもらってください。
警告灯が点灯したまま放置すると車のダメージが大きくなる可能性もあるので、軽視せずに点検してもらいましょう。

 

日頃から定期点検しておけば車の不調が大きくなる前に対処でき、大事ならずに済みます。
定期点検ならば、整備工場などの専門業者に依頼してください。

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