更新日：2022年01月11日

サイドミラーは、運転席から横や後方を確認するのに使用します。

運転していけば汚れていき、サイドミラーに油膜がつき見えにくくなることもあります。

運転席から後方が確認できなければ、巻き込み事故を起こすかもしれません。

日頃から安全に運転するためにも、サイドミラーの油膜は綺麗にしておきましょう。

この記事でミラーについた油膜を取る方法をご紹介します。

サイドミラーに油膜がつく原因

サイドミラーについた油の膜が油膜です。

車の進行方向とは逆向きにサイドミラーはついており、雨天時だと鏡に風が当たらず水滴が残ります。

油膜があると余計に水滴が残り、ミラー面は七色に乱反射するので後方を確認しにくいです。

サイドミラーに油膜ができる原因は、主に以下の通りです。

・ワックスなどの成分が付着する

・排気ガスに含まれる成分が付着する

油の成分がミラー面に付着し固まります。

シリコン系の成分が含まれた油膜であり、油なので水で流しただけでは落ちません。

もちろん雨が降っても油膜は落ちずに、そのままミラー面に残ります。

油膜除去剤で油膜取り

市販の油膜除去剤を使うと、サイドミラーの油膜を綺麗に取れます。

以下の道具を用意してください。

・油膜除去剤

・スポンジ

・マイクロファイバータオル

・カーシャンプー

最初にサイドミラーにカーシャンプーを使って、ミラーについた汚れを取り除きましょう。

汚れがついたまま油膜除去剤を使うと、汚れでミラーを研磨して傷つけるおそれがあります。

汚れを取った後は、油膜除去剤をスポンジにつけてミラーを磨きます。

最後に水で洗い流して、マイクロファイバータオルで拭いたら完了です。

油膜除去剤の種類

油膜除去剤は、以下のようにいくつか種類があります。

・シートタイプ

・スプレータイプ

・液体タイプ

シートタイプは、シートに油膜除去成分が含まれており手軽に使えます。

拭くだけで油膜が取れるので手軽ですが、シートが乾くと使えません。

頑固な油膜取りには使えないです。

スプレータイプは、吹きかけるだけで使えます。

吹きかけてタオルなどで拭けば油膜が除去でき、水で洗い流す手間がかかりません。

液体タイプは洗剤のようにして使います。

油膜除去で使うと手間のかかる方法ですが、油膜除去効果が高く頑固な油膜も落とせます。

サイドミラーの油膜除去方法

濡れた雑巾などを使ってミラーを拭いても油膜は取れません。

油を溶かす成分のあるものを使用すれば綺麗にできます。

油膜除去剤以外でも、以下のようなものを使えば油膜を取れます。

・ウーロン茶

・中性洗剤

・エタノール

ウーロン茶

ウーロン茶には油を分解する成分が含まれているために、油膜除去剤の代わりに使えます。

サイドミラーの油膜を取るときに使う道具は以下の通りです。

・ウエス

・ウーロン茶

ウエスにウーロン茶を染みこませ、サイドミラーを磨けば油膜が取り除けます。

油膜が少しついたときに使える方法であり、頑固な油膜取りには使えません。

中性洗剤

食器についた油汚れを取るのに使うので、中性洗剤もサイドミラーの油膜取りに使えます。

ウーロン茶よりも、油を取り除く効果が高いです。

・スポンジ

・中性洗剤

上記の2つの道具を用意します。

中性洗剤を含ませたスポンジを使い、サイドミラーを磨いていきましょう。

磨いた後に水ですすげば、ある程度の油膜は除去できます。

硬いスポンジを使うとミラーが傷つくので、柔らかいスポンジを使ってください。

中性洗剤は薄めてから使った方が良いです。

そのまま使うと濃いのでサイドミラーに洗剤がべったりとつき、すすぐのが大変です。

油膜を取った後は、すすぎを念入りに行いましょう。

洗剤の成分が残っていると、固まってミラーに跡がつきます。

エタノール

エタノールは油を溶かす効果があり、サイドミラーの油膜除去にも使えます。

以下の道具を用意してください。

・エタノール

・マイクロファイバータオル

エタノールがなければ、濃度は下がりますが除菌用アルコールなどを使っても構いません。

マイクロファイバータオルを水で濡らしてエタノールをつけて、サイドミラーを拭きます。

エタノールで拭くだけで油膜が除去でき、水ですすぐ必要はありません。

コーティングして油や汚れをつきにくくする

油膜がつくたびにサイドミラーを洗っても良いですが、常にクリアな視界を確保するには毎回洗わないとならず大変です。

そんなときにはサイドミラーのコーティングがおすすめです。

ミラー面をコーティングすれば、油や汚れがつきにくくなりミラーからのクリアな視界を確保できます。

自分でコーティングはできますが、失敗するとムラができコーティング効果が長続きしません。

失敗なく行い効果を長続きさせるならば、専門業者に依頼してコーティングしてもらうのがおすすめです。

近くの専門業者を探してください。

まとめ

サイドミラーは運転していると自然に汚れていき、油膜が付着してきます。

油膜がつけばミラーが見にくくなり、後方などを確認しにくくなるので事故を起こす危険が増します。

油膜がついたときは、油膜除去剤などを使ってミラーの油膜を取り除いてください。

サイドミラーにコーティングを施せば、油や汚れがつきにくくなりクリアな視界を確保できます。