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エンジンルーム清掃のやり方と注意点を解説

更新日:2021年11月9日

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洗車を行っても、エンジンルームの清掃を行う人は少ないでしょう。
車を運転していけば、エンジンルームも汚れていき、汚れが多いとエンジンがスムーズにかからなくなります。
エンジンルームも清掃でき、綺麗にする方法があります。
この記事で、エンジンルームの清掃方法と注意点を解説します。

目次

エンジンルームの役割

エンジンルームは、エンジンを格納する場所です。
一般的には、車の前部にエンジンルームがあり、ボンネットを開けるとエンジンが見えます。
エンジンを動かすパーツを配置し、汚れや雨風からエンジンを守るのがエンジンルームです。

 

・バッテリー
・エアクリーナー
・ラジエターリザーバータンク
・ブレーキリザーバータンク
・ヒューズボックス
・エンジン
・エンジンオイルレベルゲージ

 

エンジンルームにはエンジンのみならず、上記のようなエンジンを動かすための部品も入っており、様々な部品のある場所です。
定期的にエンジンルームを清掃すれば、掃除すれば燃費が良くなり、エンジンがスムーズに動き、パーツの劣化をいち早く発見できトラブル防止に繋がります。

 

エンジンルームの清掃方法

エンジンルームを掃除するときには、以下の道具を用意してください。

 

・タオルやウエス
・防水用のビニールや養生テープ
・エンジンクリーナー
・ブラシ

 

エンジンルームが軽く汚れている程度ならば、タオルやウエスで拭くだけで綺麗になります。
ボンネットを開けて、バッテリーの上やゴムホースなどについた汚れを拭き取りましょう。

 

汚れが酷いときは、エンジンクリーナーを使って洗います。
基本的にエンジンは水がかかっても大丈夫なようにできているので、水洗いしても構いません。

 

ただし、ジャブジャブ水をかけるのは良くないので、エンジンクリーナーを使って洗った方が無難です。
もしも時間があるならば、掃除した後にワックスをかけておくと良いでしょう。

タオルやウエスで掃除する方法

砂埃などと、少し汚れているだけならば、タオルやウエスで拭き取るだけで汚れが落ちます。
細かい部分に入った砂や埃は、エアーコンプレッサーで吹き飛ばせば良いでしょう。
砂や埃が舞い散るので、マスクをして作業してください。

 

エアーコンプレッサーがないときは、パソコンのキーボードを掃除するOAクリーナースプレーで代用できます。
定期的に砂や埃を掃除しておけば、頑固な汚れになるのを防げます。

水洗いする方法

エンジンルームは水がかかっても大丈夫であり、水洗いもできます。
ただし、大量に水がかかると故障するかもしれず、電気系統に水が入っても壊れるかもしれないので、バッテリーなどは水が入らないようにテープやビニールで防水しておきましょう。

 

以下の部分は防水処理が必要です。

 

・オルタネーター
・バッテリー
・ヒューズボックス
・エアクリーナーの吸気口

 

水洗いした後は、エンジンルームを乾燥させます。
ボンネットを開けておいて、通気を良くして乾かしましょう。

エンジンクリーナーを使った掃除方法

エンジンクリーナーを使って洗うときは、以下の手順で掃除します。

 

1、エンジンが冷えているか確認する
2、エアクリーナーやバッテリーの上の埃を拭き取る
3、ホースや金具部分はブラシで掃除する
4、エンジンクリーナーをタオルやウエスにつける
5、タオルやウエスで汚れの酷い部分や目立つ部分を掃除する

 

掃除する前には、必ずエンジンが冷えているか確認してください。
水洗いするならば、ヒューズボックスなど電気系統部分はビニールやテープで覆っておいた方が良いです。

エンジンクリーナーの種類

エンジンルームの掃除には、クリーナーを使うと汚れを落とせます。
油汚れやこびりついた頑固な汚れも、クリーナーなら綺麗にできます。
エンジンクリーナーは、以下のタイプがあります。

 

・液体タイプ
・フォームタイプ
・シートタイプ

 

液体タイプやフォームタイプは、タオルやウエスに塗布して、エンジンの汚れた部分を拭き取ります。
シートタイプは、ウェットティッシュのようにして使えます。
エンジンルームを掃除するときは、どのタイプを使っても構いません。

 

エンジンルーム清掃するときの注意点

掃除を行うときは、以下の点に注意します。

 

・電気系統に水がかからないようにする
・エンジンを止めてエンジンルームが冷えてから作業する
・細かい部分は無理に掃除しない

 

電気系統に水がかかると、故障する可能性があるので、防水してから作業を行いましょう。
もしも濡れたならば、タオルなどで水分を拭き取ります。

 

車を走らせると、エンジンルームは100度以上になるので、車を止めてすぐに掃除するのは止めましょう。
掃除するときは、エンジンはもちろん、タイミングベルトなども止まっているか確認します。

 

エンジンルームの掃除では、細かい部分は無理に掃除しなくとも良いです。
無理に掃除すると、配線を引っこ抜いたり、道具が狭い場所に落ちたりして、余計な手間がかかるかもしれません。

 

もしも、自分でエンジンルームの掃除が無理そうだと思う方は、専門業者に依頼してください。
業者に依頼すれば、新車のエンジンルームのように綺麗になります。

 

まとめ

エンジンルームは普段は見ませんが、自然と汚れていきます。
掃除しなくても車は動きますが、エンジンルームを綺麗にすれば燃費が良くなるなどとメリットが多いです。
軽い汚れは拭き取るだけで綺麗になり、頑固な汚れはエンジンクリーナーを使います。
自分で掃除できない方は、専門業者にエンジンルームの掃除を依頼してください。

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