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車からキュルキュル音がする時はどうしたらいい?原因と対処法を解説

更新日:2021年07月19日

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エンジンをかけた時や、車を運転している時に、ボンネットからキュルキュルという音が聞こえることがあります。

そんな音が聞こえても、走行に問題はなく、警告灯が点いたわけでもないので、そのままにする方も多いでしょう。

 

しかし、車からのキュルキュル音は車のSOSのシグナルです。
この記事で、キュルキュル音の正体や対処方法についてご紹介します。

目次

車のキュルキュル音はベルトから発生する

エンジンを動かしている時に鳴るキュルキュル音は、ほとんどがエンジンのベルトから発生しています。
ベルトは、エンジンの動力をエアコンや発動機、ラジエターファンに伝える働きがあります。

 

・パワーステアリングベルト
・エアコンベルト
・ファンベルト

 

エンジンにはこれらのベルトがあり、エンジンルームを開ければ、ベルトはカバーに覆われているので、そのままでは目視できません。

 

ベルトはプーリーと呼ばれる円形の滑車のような部分に取り付けられており、ベルトが回転してプーリーも回転して動力をエアコンや発動機などに伝えます。
チェーンとは違い、ベルトの素材はゴムです。
しっかりとプーリーに密着して動力を伝えるために、ベルトの素材はゴムなのです。
このベルトが劣化した時に、キュルキュル音が発生します。

ベルトが劣化するとキュルキュル音が鳴る

ベルトはゴムでできていますが、時間と共に劣化します。
ゴムなので、劣化すれば以下のような状態になります。

 

・ひびや亀裂が入る
・たわむ、緩む
・のびる
・滑る

 

ゴムでできているベルトは、どうしても劣化していきます。
劣化したベルトは、弾力性を失い、エンジンをかけるとプーリーの上で滑るようになり、キュルキュル音が発生するのです。
つまりキュルキュル音は、ベルトが滑っている音です。

 

その他にも、ゴムの劣化によりプーリーが回りにくくなっても、キュルキュル音は発生します。
キュルキュル音があれば、ベルトの劣化である証拠です。

 

また、プーリーが錆びたり動きが悪くなったりしても、キュルキュル音は発生します。
プーリーの動きに異常が出て熱を持つと、ベルトのゴムが焼ける時もあり、エンジンからゴム臭いにおいがします。
もしもエンジンから音がするようならば、ベルトかプーリーに異常がないか確かめてください。

ベルトの張りをチェックできる!?

エンジンを止めて、エンジンルームを開けると、ベルトはカバーで覆われています。
カバーを開けてベルトを触ってみれば、弾力性を失い硬化していることがわかります。
ひび割れや摩耗の状態もわかります。

 

ただし、素人がベルトの状態を見ても、どこまで劣化していれば交換した方が良いのかわからないため、ベルトチェックはプロに任せてください。

ベルトに異常がなくても、張り具合が良くない時も、キュルキュル音は発生します。
緩く張っていても、きつく張っていても音は出ます。
硬化しているベルトでも、プーリーの熱によって緩んで音が発生しなくなることもあります。
そのため、素人がベルトを見ても、交換が必要かどうかは判断しにくいのです。

キュルキュル音が出たままベルトを使うとエンジンが止まる

ベルトからキュルキュル音が発生したとしても、エンジンが止まるわけでもなく、そのまま運転はできます。
しかしそのまま放置すれば、ベルトの動きは悪くなり、付随するプーリーなども動きが悪くなります。
状態が悪化するとベルトが切れる時もあり、最悪の場合はエンジンが止まり車が動かなくなるのです。

 

ベルトの劣化により、エンジンルーム内の各パーツに支障をきたすので、修理費用は高いです。
車の走行中にエンジンが止まれば、レッカー費用もかかるでしょう。
早めに対処すれば、ベルトやプーリーのみの交換で済み、高額な費用を支払わずに済みます。

 

ベルトやプーリーの交換

もしも、エンジンルームからキュルキュル音がするときは、異常のある部品を特定して交換します。
交換すれば、キュルキュル音は出なくなり、エンジンが止まる心配もありません。
一時的な対処ならば、シリコングリスなどを塗っておけば音は出なくなりますが、それでもいつかはベルトやプーリーの交換は必要です。

 

ベルトを交換する時の費用は1万円前後です。
自分での交換は難しいので、整備工場で車を見てもらい、ベルトを交換してもらった方が良いでしょう。

 

プーリーを交換するとなれば2万円か3万円ぐらいかかります。
他のパーツまで交換するとなれば、費用は更に高いです。

 

ちなみにベルトの交換の目安は、車の運転状況によりますが、3万~7万km走行した時です。
タイミングベルトやファンベルトなどは、遅くでも10万km走行したら交換した方が良いです。

 

どのような場合でも、素人がエンジンルームを見て、どのパーツに異常があるか判断するのは難しいです。

ベルトやプーリーの交換も、行ったことがない方が交換するのは難しいでしょう。
エンジンからキュルキュル音がするようならば、まずは専門業者に見てもらいましょう。
業者に見てもらい、どこに異常があるか判断してもらい、パーツを交換してもらいます。

 

まとめ

エンジンからのキュルキュル音は、ベルトの異常によって発生し、プーリーの異常でも発生します。
キュルキュル音が発生したら、早めにベルトを交換した方が良いですが、そのままにするとベルトが切れる時もあります。

ベルトはエンジンの動力を各パーツに伝える働きがあり、ベルトが切れればエンジンが止まります。

 

もしも、キュルキュル音が発生するようになったなら、専門業者に車を見てもらい、どのパーツに異常が出ているか調べてもらい、パーツを交換してもらいましょう。

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