更新日:2021年02月26日
車になくてはならない部品の1つがヘッドライトです。
どのメーカーのヘッドライトでも、3年ぐらいで黄ばみや劣化が起こり、レンズにクラックが発生するケースもあります。
ヘッドライトにフィルムを貼っておけば、黄ばみや劣化を防ぎ、ライトが暗くなるのを予防できます。
ヘッドライトのフィルムには、いくつかの種類があります。
目次
ヘッドライトの劣化原因
昔のヘッドライトはガラス製でしたが、現在のヘッドライトは樹脂製です。
どちらのヘッドライトも劣化は起こり、黄ばみ、白ボケ、クリアはげ、ひび割れなどが発生します。
このような症状は、新車購入時から3年ぐらいで発生することもあり、ヘッドライトの見た目が悪くなります。
ヘッドライトは、走行時の摩擦や静電気、紫外線などによって変色し、飛び石やゴミによって傷もつきます。
部分的な交換が難しいヘッドライトは、劣化して傷がつけば丸ごと交換です。
ヘッドライトの一部が破損しても、ライトのユニット丸ごとを交換しないならない場合もあります。
黄ばめば光量が足りず、そうなれば車検に通らない可能性もあります。
ヘッドライトを黄ばみや劣化、飛び石から守るには、フィルムを貼るのが有効です。
ヘッドライトフィルムのメリットとデメリット
ヘッドライトに貼るフィルムにはメリットもデメリットもあります。
主なメリットは以下の通りです。
・飛び石や鳥の糞、紫外線から守る
・剥がしても跡が残りにくい
・用途に合わせて好きなフィルムを選べる
・傷やシミがあると貼れば目立たなくなる
・フィルムの費用が安い
フィルムのデメリットは以下の通りです。
・飛来物によってはフィルムを貫通する
・フィルムは劣化するので定期的に貼り替えが必要
・洗車機を使うと剥がれることがある
フィルムはヘッドライトの変わりに劣化して黄ばむので、いつかは貼り替えないとなりません。
貼ってあるフィルムを剥がせば綺麗なヘッドライトが見えるので、再度新しいフィルムを貼ります。
劣化しているヘッドライトにもフィルムを貼って保護できます。
傷や劣化の酷いフィルムは、サンドペーパーで磨くなどしてから、フィルムを貼っていきます。
ヘッドライトフィルムの種類
ヘッドライトのフィルムは、ヘッドライトを保護する目的のフィルムと、ドレスアップする目的のフィルムの2つの種類です。
どちらも簡単に貼れるので、素人でもフィルムを貼れます。
スモークフィルム
カラーフィルムとも言われており、ドレスアップ目的のフィルムであり、ヘッドライト全体を覆います。
フィルムを貼れば、手軽にヘッドライトをスモーク化できます。
スモークフィルムの色は、青色や黄色などの単色から、レインボーカラーまで様々です。
ヘッドライトをつけると、ライトが暗くなるので車検には注意してください。
アイラインフィルム
ヘッドライトの1部のみをドレスアップするフィルムです。
アイラインという名前の通り、ヘッドライトの下部分に細長いフィルムを貼ります。
スモークフィルムと同じく、色の種類は豊富です。
車種別に対応したアイラインフィルムがあるので、自分の車に対応したフィルムを使えば簡単に貼り付けられます。
LEDテープを使って、カスタムするようなやり方もあります。
プロテクションフィルム
ヘッドライトの保護を目的としたフィルムです。
黄ばみや劣化を防ぐならば、ヘッドライトにプロテクションフィルムを貼ります。
ドレスアップ目的のフィルムとは違い、フィルムが厚いです。
紫外線による劣化、そして飛び石などでの傷を防止します。
フィルムは透明であり、貼り付けてもヘッドライトの色は変わりません。
ヘッドライトにフィルムを貼っても車検に通るのか?
フィルムを貼るときには、車検に通るかどうか考えないとなりません。
車検では、ヘッドライトの明るさや色の決まりがあります。
・ヘッドライトは白色か淡黄色
・6,400カンデラ以上の明るさ
・カットオフラインが綺麗
カットオフラインは、ヘドライトが前方を照らすラインと照らさないラインの境目です。
プロテクションフィルムならば透明なので、貼っても車検の色の条件はクリアします。
明るさはロービームの状態で検査し、車検では測定器で測ります。
車検に通るかどうか心配な人は、テスターを使うと測定できます。
予備検査場に車を持っていけばテスターによって検査でき、ヘッドライトの光量測定のみだと1,500円ぐらいの費用です。
予備検査場を利用するならば、お近くの予備車検場や予備倹などの場所を探してください。
コーティングでヘッドライトを保護しよう!
ヘッドライトフィルムは、時間と共に劣化して、新しいフィルムを貼らないとならず、フィルムによっては車検に通りません。
綺麗に貼らないとならず、貼り替えるにも手間がかかります。
ヘッドライトは、コーティングしてもフィルムを貼ったときと同じ効果を得られます。
ヘッドライトをコーティングするならば、プロの業者に依頼するのがおすすめです。
DIYでもコーティングできますが、曲面の多いヘッドライトは、自分でコーティングすると失敗しやすいです。
プロの業者ならば、ヘッドライトを綺麗にコーティングしてくれます。
まとめ
ヘッドライトは、飛び石や紫外線で劣化するので、保護するにはフィルムを貼ります。
保護のためには、プロテクションフィルムを貼ってください。
透明なフィルムを貼れば、車検は問題なく通過するでしょう。
フィルム以外にも、コーティングによってもヘッドライトを保護できます。
ヘッドライトをコーティングするならば、プロの業者に依頼するのがおすすめです。