更新日:2020年12月30日
車に敷いているフロアマットは、足についた泥や汚れが落ちるため、汚れやすい部分です。
また、飲み物や食べ物もマットに落ちることがあり、掃除しないと汚れは酷くなります。
一見すると汚れているかどうか見えにくいですが、掃除しないフロアマットは、ダニや雑菌が繁殖します。
ダニの死骸やフンがアレルゲンになったり、エアコンの風のにおいが臭くなったりする原因にもなるので、定期的に掃除をしましょう。
目次
車のフロアマットの掃除の仕方
フロアマットは、洗濯機でも洗えないことはないですが、基本は手洗いです。
洗濯機でフロアマットを洗うと、洗濯槽に砂利や泥がつき、汚れていきます。
砂利や泥の入った洗濯機で、自分の衣類を洗うのは抵抗があるでしょうし、洗濯機の故障の原因になることも。
フロアマットは道具を使い、手で洗います。
フロアマットを手洗いする時に用意する道具は以下の通りです。
・掃除機
・食器用中性洗剤
・柔軟剤
・洗車ブラシ
掃除機は、コードレスクリーナーを用意した方が掃除が楽です。
もちろん、キャニスターやスティック型の掃除機でもフロアマットを掃除できます。
フロアマットの掃除の仕方の手順
1、フロアマットを天日干しする
車からフロアマットを取り出し、日の当たる場所に置いて天日干しします。
干した後は、布団叩きなどを使ってフロアマットを叩き、ホコリやゴミをはらってください。
2、掃除機でフロアマットのゴミを取る
掃除機を使って、布団叩きで落ちなかったゴミを吸い取ります。
マット全体に掃除機をかけて、汚れを取っておきます。
3、中性洗剤で洗う
フロアマットを水で洗い流し、細かいゴミを取ります。
水洗い後に、中性洗剤と洗車ブラシを使い、フロアマットを洗剤で洗います。
マットの奥部分に汚れがあるので、ブラシでごしごし洗ってください。
全体を洗った後は、すすいで洗剤の成分を洗い流します。
4、柔軟剤で仕上げる
すすぎ時に、衣類用の柔軟剤を使って仕上げると、静電気の防止になります。
また、香りを付ける効果や抗菌効果がある柔軟剤のもあるので、上手に活用しましょう。
※香りが気になる方は、柔軟剤で洗う必要はありません。
5、乾燥させる
最後にフロアマットを再度天日干しして、よく乾かしてください。
手軽にフロアマットを掃除する方法
ロアマットを洗って乾かすとなると、時間がかかります。
忙しい時は時間をかけずに洗いたいものです。
水洗いせずとも、フロアマットを洗える方法があるので、紹介します。
カーペットクリーナーで洗う
カーペットクリーナーを使えば、水洗いせずともフロアマットを綺麗にできます。
汚れが酷くない時に使える方法です。
1、掃除機でマット表面の汚れを取る
最初に車からフロアマットを取り出し、掃除機でマット表面のゴミを吸い取ります。
同時に、車のフロアマットを外した場所にも掃除をかけます。
2、カーペットクリーナーで洗う
カーペットクリーナーをフロアマットに吹きかけます。
マット全体にまんべんなく吹きかけてください。
吹きかけた後は、マット表面に泡が残っている間に、雑巾や布などを使い全体をブラッシングします。
クリーナー成分をフロアマット全体に行き渡らせられます。
3、布で拭き取り乾かす
フロアマット全体にクリーナー成分が浸透した後は、乾いた布で拭き取ります。
念入りに拭き取り、クリーナーの成分を落とします。
カーペットクリーナーは、吹きかけるだけでなく、拭き取るとマットが綺麗になります。
綺麗になったら、天日干しして乾かしておきます。
クリーナーで洗って乾かすだけなので、水洗いするよりも簡単です。
高圧洗浄機で洗う
高圧洗浄機を使ってフロアマットを洗えば、水洗いするよりも掃除時間を短縮できます。
フロアマットに水で薄めた中性洗剤をスプレーして、その後に高圧洗浄機で洗います。
汚れが酷い時は、洗剤をスプレーして少し時間を置いてから高圧洗浄機を使います。
マット表面に洗剤成分が残らないように、よくすすいで洗ってください。
洗った後は、天日干しすれば掃除完了です。
フロアマットの毛にゴミや砂利がついている時は、掃除機や粘着テープを使って取り除きます。
ガソリンスタンドでも洗える
ガソリンスタンドに自動マット洗浄機があれば、フロアマットを洗えます。
お金を入れて、洗浄機にフロアマットを入れるだけで洗えるので簡単です。
しかし、汚れを落とす効果はあまり高くないので、必要な時だけ利用することをおすすめします。
フロアマットを生乾きのままにすると、カビや雑菌が繁殖し、臭くなります。
時間をかけても、道具を使って手洗いした方が綺麗になり、よく乾かせば生乾きにもなりません。
時間がない時は業者に掃除を依頼する
フロアマットを洗う時間がない時は、業者に依頼すれば掃除してくれます。
洗車やコーティングの専門店では、車内清掃のプランを用意しているお店もありますので、利用してみてください。
合わせて車の洗車やコーティングを依頼しても良いでしょう。
業者に依頼すれば、自分で洗う手間が省けます。
まとめ
車のフロアマットは、見た目が綺麗でも汚れていることが多いです。
汚れたままのフロアマットは、ダニや雑菌が繁殖しアレルゲンの原因となり、臭いにおいを発します。
定期的に(できれば月に1回程度)、洗剤を使うなどして洗ってください。
フロアマットを洗う時間がない方は、洗車やコーティングの専門店での掃除の依頼を検討しましょう。