更新日:2020年11月16日
注意して運転していても、誤ってガードレールに車を擦りつけることがあります。
そんな時は、どこで修理するか、修理代はいくらになるのか気になるところです。
この記事では、ガードレールで擦った時にどうすべきか、解説します。
目次
ガードレールに車を擦った時の対処方法
車をガードレールに擦りつけた時は、ガードレールについた傷の程度が浅くても警察に連絡します。
そのまま連絡せずにいると、当て逃げと同じ状態になるので、人身事故のみならず、物損事故でも警察に通報する義務があります。
現場の写真を撮って、関係書類と一緒に警察に提出します。
ガードレールの傷が浅いならば、ガードレールの修理代は請求されず、罰金も徴収される心配はありません。
免許点数が引かれることもないです。
ガードレールは国の持ち物なので、国への連絡も行います。
国への連絡は保険会社が行ってくれるので、加入している任意保険の保険会社に、ガードレールに車をぶつけたと連絡してください。
その後は国への連絡は保険会社が行ってくれます。
車の傷は、車両保険を使って修理できます。
保険を使うと修理費を保険でまかなえますが、等級が下がり、翌年の保険料が上がります。
保険料の値上がりを考えると、保険を使わずに修理した方がお得な場合もあります。
傷を修理するとなれば、自分で修理するか業者に修理依頼するかのどちらかです。
浅い傷は自分で修理できる
ガードレールに擦ってできた傷は、程度により自分で治せる場合もあります。
擦った場所を見て、傷の深さや状態を確かめます。
磨いて修復する
塗装面だけ擦っているような軽微な傷は、車体にはダメージはありません。
このような傷は、磨くと修復できます。
傷部分を水洗いした後に、コンパウンドを使って磨きます。
力を入れすぎないようにして磨くと、傷部分が目立たなくなります。
傷の状態によっては磨くと余計に傷を酷くする場合があるので注意してください。
磨くだけなので、道具を用意して自分で傷を直せます。
パテを塗る
凹んでいる傷は、パテを塗って修復できます。
最初にパテを塗る部分をサンドペーパーなどで磨き、傷周辺の油を取っておきます。
下準備をせずにパテを塗ると、パテが付かず傷部分が汚くなるので、下準備は必須です。
パテを塗る場合も自分で傷を修復できますが、厚みを揃えないとでこぼこになり、パテを塗った部分が汚くなり目立ちます。
深い傷は業者に修理を依頼する
凹みが大きい場合や、傷が深い時は、業者に修理を依頼します。
自分で修理が難しいと思うような傷も、業者に依頼した方が無難です。
無理に自分で修理すると、傷が広がり補修跡が目立つ可能性があります。
ディーラーに依頼する
ディーラーに依頼すると、修理費が高額になることが多いです。
車をディーラーに渡した後は、ディーラーが別業者に修理を依頼するので仲介手数料が発生します。
仲介手数料を上乗せするので、修理費が高いです。
業者からディーラーへの車の引渡しも発生するので、修理完了までの時間が長いです。
ディーラーだと代車を出してくれるので、代車を使いたい人に適した修理方法と言えます。
カーショップや塗装業者に依頼
カーショップや塗装業者は、自社で修理するので、ディーラーに比べると修理費は安いです。
カーショップは、修理費を明確にしているので、どれぐらい費用がかかるか修理依頼前にわかります。
値引き交渉に応じているカーショップは少ないです。
塗装業者は、カーショップよりも修理費用が安い場合が多く、値引き交渉に応じる場合もあります。
依頼先によって、修理のクオリティに差があるので、適当に塗装業者を選ぶと傷が直っても修理跡が目立つかもしれません。
カーコーティングで傷をつけにくくする
修理費用を抑えるならば、車の傷は自分で修理します。
自分で修理すると、修理箇所の跡が目立つ場合や、ボディカラーにより小さな傷を直しても目立つこともあります。
何度も車に傷をつけて、そのたびに自分で修理していては大変です。
毎回業者に修理を依頼するのも、沢山お金がかかります。
車の傷対策ならば、カーコーティングがおすすめです。
塗装を擦った程度の浅い傷ならば、コーティングすると傷が目立たなくなります。
カーコーティングすれば、車体を皮膜が覆うので、車に傷がつきにくいです。
車が輝き、汚れもつきにくくなるので、洗車の手間も減ります。
コーティングするならば、プロの業者に依頼します。
車のサイズや、どのようなコーティングをするかで、コーティング費用は変わります。
コーティングには、油脂系コーティングや樹脂系コーティング、ガラスコーティングなどがあります。
カーコーティング行うならば、ガラス成分を使うガラスコーティングがおすすめであり、耐久性に優れコーティング効果が長く続きます。
まとめ
ガードレールに車を擦りつけた時は、最初に警察に連絡し、その後傷を修理します。
傷の修理は、自分で行うか業者に依頼するかのどちらかです。
自分で行うと費用が安いですが傷が目立つおそれがあり、業者に依頼すると沢山お金がかかります。
カーコーティングしておけば、車体についた小さい傷は目立たなくなり、新しい傷がつきにくくなります。
まだしていない場合は、プロによるカーコーティング検討してみましょう。