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黒い車は傷が目立つのはなぜ?きれいな状態を保つ方法は?

更新日:2020年04月24日

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車のボディカラーの中でも、黒は傷が目立ちやすいと言われています。そのために黒い色の車に乗っているオーナーは、車の手入れに苦労しているのではないでしょうか?

 

少しの傷でも目立ってしまうので、車をきれいな状態に保つには大変です。
黒い車をきれいな状態に保つにはどうすればいいのか、手入れの方法を説明します。

 

黒い色の車は傷が目立ちやすい

車のボディカラーは、白と同じぐらい黒が人気です。高級感があり深みのある色のために人気があります。
しかしながら、汚れはもちろん、洗車傷のような細かい傷も目立ちやすいのが欠点。太陽光やライトなどの光を浴びると、傷部分が反射して際立つので、傷が目立ってしまうのです。

 

車には、走行中の埃や小石による傷や洗車傷などがつきます。このような細かい傷でも、黒い車だと目立ってしまいます。黒い車を普段からきれいに保つには、傷をつけないように洗車する必要があります。

 

黒い車の洗車方法

どのボディカラーの車でも、洗車の仕方によって傷ができることがあります。黒い車だと、洗車傷は余計に目立ちます。ポイントを押さえて洗車すれば、洗車傷ができにくいので、正しい方法で洗いましょう。

砂や埃を水洗いで流す

洗車する前には、車に付着している砂や埃を水洗いで落とします。これらの砂や埃がついたまま洗車すると、細かい汚れが研磨剤のようになって車体をこすりつけるので、洗車傷ができます。ウエスやマイクロファイバータオルなどと、何を使って洗車しても砂や埃があれば、車体に傷はつきます。

 

洗車時には、最初に水だけで洗って、砂や埃を洗い流します。
この時、スポンジなどは使用せずに洗い流しましょう。

手洗いで洗車する

洗車機を使うよりも、手洗いの方が車に傷はつきにくいです。汚れの状態に応じて力の入れ方を制御できるので、手洗いは傷のできにくい洗車方法です。車に洗車傷をつけないなら、手洗いしてください。
手洗いで用意する道具は、以下の通りです。

 

・バケツ
・スポンジ
・カーシャンプー

 

まずはバケツに水を入れて、そこにカーシャンプーを投入します。スポンジを使って水をかき混ぜて泡立ててください。この泡をスポンジですくい取り、車を泡で洗うのです。力を入れずに優しく洗い、スポンジでこするというよりは、泡で汚れを洗い流していくイメージです。ムートングローブがあれば、これを使って泡洗いしても構いません。

すすぎと拭き上げ

泡洗いした後は、すすぎと拭き上げです。まずはたっぷりと水を使って、すすいでいきます。車体に洗剤が残っているとシミになるので、細かい部分も見落とさず念入りにすすいでください。すすぎが終わったら、から拭きして拭き上げです。

 

水滴が車に残るとシミとなるので、吸水性があり目の細かいタオルや布を使って水を拭き取ります。拭き取りが終わったら、洗車完了です。

 

洗車前には水洗いして、泡で洗い、すすぎと拭き上げを丁寧に行えば洗車傷がつくことはほとんどありません。日差しが強いと、車体の水がすぐに蒸発してシミになりやすいので、曇りの日や直射日光の当たらない場所で洗う方が無難です。

 

車についた傷の消し方

10円玉でひっかいたような傷や、ボディが変形するぐらいの傷は消せませんが、細かい線ができたような傷ならば、自分でも消すことが可能です。コンパウンドのような磨き剤を使って磨くと傷を消せます。

磨いて傷を消す

磨き剤であるコンパウンドを使用して磨きます。磨く時に使用するウエスやスポンジと、傷消し用のコンパウンドを用意してください。ウエスやスポンジは、天然パルムなどのセルロース系、またはソフトタッチのワックススポンジのどちらかを使います。製品によっては、コンパウンドとスポンジがセットになっているので、セット品を使うと便利です。

 

磨く時は、上下左右にスポンジを動かして磨きます。円を描くと磨き残しができるので、縦横と直線上にスポンジを動かします。

 

コンパウンドが乾いたら、少量コンパウンドを追加して磨いていきます。ちなみに、傷部分を磨く前にはその部分を軽く洗って、砂や埃、鉄粉を取り除いておいてください。

 

傷が目立たなくなったら、粒の細かいコンパウンドを使用して仕上げの磨きを行います。荒磨きと仕上げ磨きをすれば、細かい傷なら消せます。

 

マイクロファイバータオルなどでから拭きして、磨きは完了です。磨く時は慎重に行ってください。
磨くということは塗装面を研磨することであり、磨きすぎると塗装が剥がれます。
場合によっては、磨いた部分の塗装が取れて、再塗装ということになるでしょう。

 

コーティングして黒い車を傷から守る

黒い車でも傷はつき目立ちますが、コーティングすると傷がつきにくくなります。カーコーティングすれば、塗装面を皮膜で覆って保護するので、傷がつきにくいのです。コーティングによって汚れもつきにくくなるので、砂や埃で傷がつく可能性も減ります。黒い車をコーティングすれば、汚れが落ちやすくなり洗車が楽になるということと、塗装の劣化を防ぐというメリットも得られます。

 

コーティングは自分でも行えますが、プロの業者に行ってもらうのがおすすめです。プロが行うコーティングの中でも、ガラスコーティングをしてもらうと良いでしょう。

 

ガラスコーティングは、他のコーティングよりも傷がつきにくくなり、コーティング効果の持続時間も長いです。コーティングによって、黒い車の「傷・汚れが目立ちやすく、手入れが大変」というデメリットを補うことができますよ。

 

まとめ

黒い車は傷が目立ちやすいという欠点があります。砂や埃での傷の他に、洗車での傷も目立ちますので、洗車時にも注意が必要です。洗車傷をつけないためにも、洗車では水洗いしてから泡で洗うようにしましょう。

 

細かい傷がついてしまった場合、専用のコンパウンドで磨くことで傷を消すこともできますが、手間もかかります。車に傷がつく前に、カーコーティングをしておけば、きれいな状態を保ちやすいですし、洗車もラクになりますよ。

 

きれいにコーティングをするには、テクニックが必要になります。
黒い車のツヤを維持するためにも、ぜひプロによるコーティングを検討してください。

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