更新日:2019年07月12日
車のガラスコーティングは自分で行うことも可能です。
たとえばスプレータイプのコーティング剤であれば、スプレーを吹きかけることで車にコーティング剤を塗布できます。
ガラスコーティングでもスプレータイプがあり、自分でガラスコーティングを施すことが可能ですが、DIYによる作業にはメリットとデメリットがあります。
どちらも正しく理解し、本当にDIYで作業するべきなのかを検討することが大切です。
ガラスコーティングをスプレータイプで塗布する方法
車にコーティングを施す場合、ガラスコーティングかどうかに限らず、まずは洗車で車を綺麗な状態にする必要があります。
最初に簡単に水洗いをし、車全体の汚れをある程度落としてしまいましょう。
水洗いだけでもかなり綺麗になったように見えますが、細かな汚れなどが残っている状態ですので、
次にカーシャンプーを使って本格的に洗車していきます。カーシャンプーを使う場合はよく泡立て、泡でこするような感覚で優しく洗車していきましょう。
全体をよく洗ったら、改めて水で洗剤を完全に洗い流します。これで車に付着している汚れはほぼ落とせるでしょう。
次に鉄粉の除去を行います。車には鉄をはじめとした金属の細かな粒子や、砂が付着しています。
これらを綺麗にするために、粘土などを使って鉄粉を吸着させ綺麗にするわけです。
ここまでの作業が終われば、いよいよガラスコーティングを塗布していくことになります。
今回はスプレータイプを使った方法ですので、コーティングしたい部分にスプレーでコーティング剤を塗布していきます。ムラが出ないように気をつけながら慎重に作業しましょう。
また、余計な部分にスプレーがかからないよう、事前に養生をしておくことも大切です。必要な部分に塗布できたら、被膜が固まるまで待ちます。被膜が完全に固まったら作業も終了です。
ガラスコーティングのスプレータイプには撥水性と親水性の2種類がある
ガラスコーティングをDIYする場合、コーティング剤も自分で購入して用意することになります。
この時にチェックしたいのが撥水性と親水性の違いです。どちらも水を弾いて水垢汚れなどの防止になるのですが、水の防ぎ方がそれぞれで違います。
撥水性は水がかかると水玉を作り出し、その水玉が流れ落ちていく形です。
一方で親水性は水が車に馴染むように広がっていき、そのまま落ちていく形となっています。親水性のものは水が馴染むという性質上、弾いているのがあまり感じられないかもしれません。
どちらのタイプを使用するかも考えておくのが良いでしょう。
ガラスコーティングをスプレーで行うメリットとデメリット
ガラスコーティングをスプレータイプを使って塗布する場合、メリットとしては手軽さが挙げられます。自分で作業する場合、スプレータイプのガラスコーティング剤を購入し、あとはスプレーを吹きかけて塗布していけば良いので、慣れていない方でも十分に作業可能です。特殊な被膜で汚れや傷に強くなるだけでなく、水も弾いてくれるので水垢などの防止にもつながります。
デメリットとしては、完璧なコーティングは自分では難しいという点でしょう。
スプレータイプが扱いやすいとは言え、やはり自分で行うとムラが出たり、被膜の形成が不十分だったりすることが多くなります。
業者に施工してもらうのに比べて費用は安く抑えられますが、作業の質もその分低くなると考えておくのが無難でしょう。また、コーティングは時間の経過で劣化し効果がなくなっていくので、定期的に塗布し直さなければいけません。
簡単とは言え面倒な作業を何度も繰り返すことになり、結局は大きな手間がかかってしまうのもデメリットでしょう。
ガラスコーティングはプロに任せることも検討しよう
ガラスコーティングはDIYで行うことも可能ですが、やはりプロに任せてしまうのが理想的です。
プロの業者に依頼する場合は、それなりに費用がかかってしまいますが、質の高い作業をしてくれます。ムラもありませんし、しっかりとコーティング剤を塗布してくれ、仕上げもばっちりなので車にとってはプロに任せるのがもっとも良い方法です。
定期的なメンテナンスも含めてプロにお願いすれば、常に愛車を最適な状態に保てます。
DIYで行うのも悪くないのですが、プロに任せる選択肢があるということも常に考えておきましょう。メリットとデメリットを比較し、プロに任せるべきかどうかを判断するのがポイントです。
まとめ
愛車を保護するためにもガラスコーティングは重要です。しっかりコーティングしておきたいところですが、自分で行うかプロに任せるかは慎重に検討しましょう。
自分で行う場合、費用は抑えられますがデメリットも目立ちます。
プロの作業なら特にデメリットもなく、しっかりとした効果が期待できますのでおすすめです。
無理に自分でやろうとするよりは、プロに任せてしまった方が負担もなく作業も質も高くなって安心です。