更新日:2022年05月25日
愛車を手に入れて、カーコーティングをするかどうしようか迷っている人も多いのではないでしょうか?
カーコーティングには色々な種類がありますが、その中でもガラスコーティングが現在最上級と言われています。
ここでは、そのガラスコーティングの「親水」と「撥水」についてご紹介します。
親水と撥水とは?
ガラスコーティングを大きく分類すると、親水性のものと撥水性のものがあります。
では、「親水」と「撥水」にはそれぞれどのような性質や特徴があるのでしょうか?
【親水性】
「親水性」というのは、字のごとくよく水と結びつきやすく馴染む性質のことを言います。水が物質の上に薄く広がる性質のため水滴や水玉になりにくいのが特徴です。
【撥水性】
撥水というのは水に溶けにくく、水をはじく性質のことです。
洋服や傘などに使用される撥水加工がまさにこれで、水をはじき染み込みにくくするのが特徴です。
ガラスコーティングのコーティング剤にも親水と撥水のものがあり、特徴が異なります。
それぞれの特徴を理解して、どちらが適しているかで選ぶ必要があります。
それでは、ガラスコーティング剤の親水と撥水のそれぞれの特徴についてご紹介しましょう。
親水性ガラスコーティングのおすすめの特徴
親水性のガラスコーティング剤を施工すると水玉のレンズ効果があまり生じることなく、塗装面にシミができにくいのが特徴です。
レンズ効果とは、雨が降った後や車を洗った後に水滴が残っていた場合、日光を浴びて、その水滴がレンズのようになる現象のことです。
太陽の光によって、水玉があるところの温度が高くなり、車体の表面に焼け跡のようにシミが残るのです。
また、酸性雨や汚染物質を含んだ水滴により車体の表面が酸化して、ウォータースポットと呼ばれる起伏ができることもあります。
一般的な水道水には、ミネラルの成分がいろいろと含まれています。
そのため洗車後、拭き取りをしっかりせずに水滴が残っていると、水分は蒸発しますがミネラルの成分として残ったものが白い跡になります。
これらが繰り返し続くと、熱によってより硬化し除去するのが難しくなります。
車体に親水性のコーティングをほどこした場合は、水の表面張力が起きずに水滴にはならず、汚れなどが水滴とともに流れ落ちるため塗装面にシミができにくい点もおすすめです。
青空駐車や営業者など車を外に停めることが多い場合、親水のコーティング剤の方が大きなメリットがあります。
撥水性ガラスコーティングのおすすめの特徴
撥水性のコーティング剤は、雨や水がフロントガラスや車体に当たると水玉になって転がって落ちます。
蓮の葉に水玉ができるようにコロコロとしたものになるので、雨の中走っても水滴が一面に広がらず雨粒となってすぐに飛んで行きます。
そのため、視界は良好で強い雨でも快適に走行できます。
ただし、洗車後や雨で濡れたまま放置しておくと、水玉のレンズ効果で塗装面にシミができやすくなります。
塗装面にシミができないように、雨や汚れた水滴などが車体に残っている場合はすぐに洗い落とすことが大切です。
洗車後も完全に水滴を除去するようにしましょう。
光沢は、親水性のものと比較して深みがあるものが多いです。
まとめ
ガラスコーティングには親水性と撥水性があり、それぞれ特徴があります。
乗る頻度や保管する場所を鑑み、適したものをお選びいただくことをおすすめします。
「自分の車や保管状況だったら何が一番適しているのだろう?」と迷われたら一度ご相談ください!
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