更新日:2020年10月12日
愛車に高いお金をかけてガラスコーティングを施工した後だと、いつものようにワックスを上塗りして良いのか迷ってしまいますよね。
ガラスコーティングをすると、車のボディが薄いガラスの被膜で覆われて新車同然の輝きとなります。
ガラスコーティングよりさらにツヤの深さが欲しかったり、時間とともに落ちてきた撥水効果などを補うためにワックスを塗りたいと思うときもあるでしょう。
今回は、ガラスコーティングにワックスを上塗りしても問題ないのか説明します。
目次
ガラスコーティングへのワックスの上塗りはOK?
実は、基本的にはガラスコーティングを施工した車にワックスを上塗りするのはおすすめできません。
ガラスコーティングをするとボディがキレイな平面になるため、「コーティング前よりワックスを塗りやすくなるのでは?」と感じる方もいると思います。
しかし、コーティングの上からワックスを塗ると、コーティングの効果を落としたり、耐久性を下げたりする可能性が高くなります。
まず、ワックスを塗る際にボディが汚れていると、汚れが付いた状態をワックスで固めてしまうことになります。
また、ワックスが固まって落とせなくなったり、多く塗られた部分が残ってしまったりすると、せっかくのコーティングを汚れでふさぐような状態に。
こうなると、コーティングの効果も発揮できなくなります。
ワックスにはロウの成分が入っているものもあり、そのようなタイプは日焼けしやすい特徴があり、コーティングにもダメージを与えます。
コーティングは熱に弱いので、日焼けによって耐久性が落ちてしまうのです
コーディング後のワックスが絶対にNGというわけではありませんが、ワックスの成分との相性によっては、すぐに白く曇ってしまうケースもありますし、注意が必要です。
コーディング後にワックスを塗りたい場合は、当店のスタッフにご相談ください。
ワックス後のガラスコーティングの上塗りもNG!
では、逆にワックスをした上にガラスコーティングを上塗りするのはどうでしょうか?
これは絶対にNGです!
今は市販でもガラスコーティング剤が売られています。
「ワックスの深みのあるツヤをガラスコーティングで覆えば、ワックスの輝きが長持ちするのでは?」と考えてワックスの上にガラスコーティングを施すと、ボディに油汚れを閉じ込めてしまうことになります。
ワックスでメンテナンスしていた車には、必ず洗車や下地処理を施してからガラスコーティングをすることをおすすめします。
ガラスコーティングにワックスを上塗りをする理由は?
ガラスコーティングをすると、ボディは新車同様にツヤツヤになり、雨シミや汚れがつきにくくなります。
汚れも水洗い程度で簡単に落とせるようになるためお手入れがとても楽になります。
それにもかかわらずワックスを上塗りしたいと思うのには、他に理由があるはずです。
理由によっては、ワックスを塗る以外の方法を選択したほうが良いケースもあるので紹介しましょう。
●自分好みのツヤの追求
ガラスコーティングをするとボディはツヤツヤに輝きますが、コーディング直後のツヤをキープするには、日々のお手入れも大切です。
コーディングからしばらくして、輝きが維持できていないと「ワックスで何とか輝かせたい」と感じるかもしれません。
しかし、コーディング後のワックスはコーティングの劣化にもつながり、リスクがあります。
「コーティングをしたのに、輝きが落ちてきた」という場合は、専門店のプロに相談するのがベストです。
当店では、ボディの状態を確認し、洗車やお手入れのアドバイスをしています。
どうしてもワックスを使用したい場合は、コーティングと相性の良いワックスの提案も可能なので、一度ご相談ください。
●シミの付着が気になる
ガラスコーティングをしていても、シミの付着が気になってワックスを上塗りしたくなることもあるかもしれません。
シミの付着が気になる原因は、ガラスコーティングの劣化だけでなく、他にも「誤った洗車方法」が考えられます。
ガラスコーティングは撥水効果があると聞いて、洗車後にボディの水滴を拭き取らないという方もいるかもしれません。
水滴を拭き取らずに放置しておくと、水に含まれた塩素やカルキといった成分がシミとなってボディに付着します。
洗車の仕上げをしっかりと行わないと、いくらガラスコーティングをしていてもだんだんと汚れが目立ってきます。
曇りの日や気温があまり高くない時間帯に、正しい方法で洗車をしてみましょう。
それでもシミが気になるようであれば、ガラスコーティングのメンテナンスをしたほうが良いでしょう。
●ガラスコーティングの効果を復活させたい
ガラスコーティングを施工すると、次のような効果が得られます。
- ・ツヤが出る
・撥水効果が高まる
・雨シミや汚れがつきにくく、落ちやすくなる
ガラスコーティングの施工後にこういった効果を感じにくくなってくると、復活させるためにワックスを上塗りしたいと思うかもしれません。
確かに、ワックスを塗るとツヤが戻り、撥水効果も高まります。
しかし、「ワックス=油膜」ですから塗ってから時間が経つと油膜が酸化をはじめ、汚れへと姿を変えてしまうのです。
これらの効果が落ちているということは、コーティングが劣化しているということです。
ガラスコーティングは長持ちすると言われていますが、1年ほど経過すると劣化が目立ってきます。
劣化によって効果が低下しているなら、ワックスを上塗りするよりも施工をした専門店で点検、メンテナンスをしてもらうほうがおすすめです。
ガラスコーティングを長持ちさせるコツは洗車
ガラスコーティング後のツヤをキープしたい場合、安易にワックスの上塗りを選択するのは避けましょう。
ワックスを上塗りすることで、コーティングの寿命を短くしたり、コーティング効果を落としたりする可能性があります。
コーティング後のお手入れは、日々の洗車が大切です。
とくに手洗い洗車をすることは、ガラスコーティングを長持ちさせることにつながります。
楽さを求めてついついブラシがついた自動洗車機を使いたくなりますが、少なからずボディに負担がかかります。
忙しくて洗車する時間がない場合は、当店の洗車サービスをご検討ください。
まとめ
ガラスコーティングをした後にワックスを上塗りするのは、基本的に避けていただきたいです。
それは、コーティングの効果を落としたり、劣化スピードを早めたりする可能性が高いためです。
コーディング後のお手入れは、正しく洗車をするのが一番です。
ボディのツヤをよみがえらせたい場合は、当店にご相談ください。
洗車はもちろん、お手入れのアドバイスも可能です。
どうしてもワックスを使用したいという場合は、コーディング剤を確認した上で、負担の少ないワックスを提案することもできますので、気軽にお声がけください。
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