更新日:2023年07月28日
洗車するとなれば、意外と時間はかかるものです。
暑い夏だと洗っているときに汗が流れてきて、寒い冬だと手や体が冷たくなってきて洗車は苦労します。
実際に洗車すると平均でどれぐらいかかり、時短するにはどうすればいいのでしょうか?
この記事で洗車時間の平均についてご紹介します。
種類別洗車の平均時間
洗車というと手洗い洗車、洗車機を使った機械洗車があり、また専門業者に依頼して洗ってもらうこともできます。
この中では機械洗車が一番時間が短いですが、その分デメリットもあります。
それぞれの洗車の平均時間を見てみましょう。
手洗い洗車
手洗い洗車は平均で60分ほど時間を要します。
洗うときの手順は水ですすいで埃やゴミを取り除き、カーシャンプーで洗い、水ですすいで拭き上げるという流れです。
最後にコーティングまたはワックスを塗る時間も考慮しています。
窓や足回りの洗車は今回は時間に含みません。
手で力を加減し、洗車で使う道具を選べるので、機械洗車よりボディに傷がつきにくいです。
プロの業者による手洗い洗車
プロによるノウハウと専用の道具を使い、車に合わせた洗車を行ってくれます。
洗車の所要時間は平均で45分ほどです。
自分で洗うと残る汚れも、プロに任せれば綺麗にしてくれます。
ただしお金はかかるので、予算に合わせた洗車コースを利用すると良いでしょう。
先に利用者がいたら待つので、予約すると良いかもしれません。
業者によっては車内洗車やコーティングまで対応しています。
機械洗車
ガソリンスタンドやコイン洗車場にある機械洗車を利用すると、10分程度で洗車が完了します。
手洗い洗車よりも短い時間で済み、車に乗りながらでも洗えます。
車のオーナーは待っているだけで洗車が終わります。
手軽に洗車を済ませたい人にとってはピッタリの洗車方法でしょう。
ただし手洗い洗車と違い洗う加減や道具はあまり選べないので、線傷のようなキズがボディにできやすいです
また洗車後に水垢やシミを作らないようにするには、自分で拭き上げないといけません。
手洗い洗車の工程ごとの時間
自分で手洗い洗車するとなれば、水ですすいでカーシャンプーで洗い、拭き上げるなどの作業を行います。
それぞれの工程でどれぐらい時間がかかるか見てみましょう。
1、水をかけて埃や砂を洗い流す : 5分
水をかけて流すだけなので、ボディ1面で1分ぐらいで終わります。
ボディ全体に水をかけてもそれほど時間はかかりません。
2、カーシャンプーで洗う : 25分
シャンプーを使って洗うのに時間がかかります。
バケツにカーシャンプーを入れて水で泡だけ、スポンジやクロスでボディを上から下に洗っていき汚れを落とします。
早く洗わないと乾いて跡が残るので、夏場だとボディ1面ずつ洗ったほうがいいです。
3、水でシャンプーを流す : 5分
洗い残しがあると跡になるので、しっかりと洗剤成分が残らないようにすすがないといけません。
上から下に流していくと、一度流した場所に洗剤がつかず再度流す必要がありません。
4、拭き上げる : 10分
拭き上げを適当に行うと水垢やシミができるので、水滴が残らないように拭きます。
細かい部分や凹んだ部分は見落としがちになるので丁寧に拭き上げましょう。
5、コーティングまたはワックス : 15分
コーティングは塗るタイプやスプレータイプなどいくつかあります。
スプレータイプが最も短い時間で施工できますが、それでも10分や15分はかかります。
機械洗車は拭き上げが楽
洗車機の機械洗車を使うと、手洗い洗車のカーシャンプーで洗う工程からすすぎまで行ってくれます。
そして最後に風で残った水分を飛ばしてくれるので、若干水滴は残りますが拭き上げが楽です。
手洗い洗車のカーシャンプーで洗うという工程とタオルやクロスで時間をかけて拭き上げる工程がなくなるので、洗車の所要時間も必要な労力も違います。
機械洗車は数百円からできるのでコストパフォーマンスは悪くないでしょう。
手洗い洗車の5分の1程度の時間で完了するので、時間をかけずにそれなりに綺麗にしたいときに使えます。
手洗い洗車を短く終えるポイント
手洗い洗車もポイントを抑えて行えば時間を短縮できます。
水洗いと拭き上げだけ行う
洗車が手間だと感じたときは、洗車の工程を減らすのも時短のポイントです。
水で洗い流してから拭き上げるという2工程だけにすれば、大幅に時間を減らせます。
カーシャンプーで洗うときよりも車はきれいになりませんが、砂埃や軽い汚れは落とせます。
簡単に洗って汚れをある程度落とせればいいというときに使える方法です。
まとめ
車は自然と汚れるので洗車は行わないといけません。
手洗い洗車と機械洗車という2つの方法がありますが、手洗い洗車の方が時間はかかります。
ただし洗い方を工夫すれば、手洗い洗車でも時短は可能です。
汚れが残り傷ができるおそれはありますが、時間をかけずに洗いたいならば機械洗車を利用してください。