更新日:2023年06月2日
車のサイドミラーは側面から後方を確認するのに必要なパーツです。
側面についており飛び出す感じになっているので、ぶつけやすく壊しやすいです。
最近は電動で開閉するタイプも多いので、電気系のトラブルも発生します。
もしもサイドミラーが壊れたときは、DIYによって交換はできるのでしょうか?
この記事は自分で交換するときの方法をご紹介します。
目次
サイドミラーの交換が必要なときとは?
サイドミラーはドアミラーとも呼ばれており、電動で開閉するタイプが近年は主流です。
構成部品はミラーと支える台座、そして電動で開閉するユニット、それらを保護するカバーとなっています。
交換が必要なときは、ミラーが破損した場合か電動ユニットが故障したときです。
塀や電柱、他の車にぶつけてミラーを破損させるケースが多いですが、電動ユニットの劣化で故障するときや、無理やり開閉させて破損させる場合もあります。
サイドミラーの破損ならばミラーを交換し、開閉スイッチの故障であれば、スイッチや配線を交換します。
サイドミラーの破損の仕方別の交換部分
サイドミラーが壊れるといっても、いくつか種類があり破損箇所によっても何を交換するか変わってきます。
カバーが傷ついたときや破損した場合は、カバーを交換します。
ミラーや電動ユニットを保護している部分であるために、カバーは破損しやすいです。
ただカバーが割れるぐらい大きな衝撃を与えて破損させた場合は、ミラーや電動ユニットの破損や故障も考えられます。
ミラーが割れたならば、ミラーをまるごと交換します。
サイドミラーが開閉しないときは、電動ユニットの故障の可能性が高いです。
電子回路が故障、モーターの故障が考えられますが、ゴミが詰まってユニットのギアが作動しない場合もあります。
開閉しないとなれば、ユニットを見ないと原因がわからないので、サイドミラーを外して中を見ないといけません。
電動ユニットの故障とわかれば、ユニットを丸ごと交換します。
サイドミラーをDIYで交換する方法
サイドミラーの交換には以下の道具を使用します。
・ハンディーリムーバー
・ドライバー
・ラチェットレンチ
ハンディーリムーバーは内張り剥がしであり、ミラーを外すときに必要です。
サイドミラーの何を交換するかで、交換方法が違ってきます。
ミラーの外し方
サイドミラーのミラー交換は以下の手順で行います。
1、左右上下どの方向でもいいので目一杯サイドミラーを傾ける
2、ミラーの隙間にハンディーリムーバーを入れる
3、ミラーは爪で固定されているので、爪を外しミラーを引っ張って取り外す
爪が固いときはゆっくりと外すようにします。
無理に力を入れて外そうとすると、爪が割れて壊れるときがあるので注意しましょう。
またミラーを外したら、そのまま地面に落とさないようにしてください。
そのままミラーを地面に落とすとミラーが割れます。
ミラーカバーの外し方
サイドミラーのカバーはネジで固定されています。
ミラーを外さないとネジも外せないので、以下のようにミラーを外してからカバーを外します。
1、ミラーを外す
2、ミラーの後ろにあるネジを外す
3、カバーは爪で固定しているので指で押して外す
サイドミラー本体の外し方
サイドミラーはドアの内側を外さないと外れない車種もあります。
大掛かりな作業となるかもしれないので、わからない場合は業者に依頼したほうがいいでしょう。
サイドミラー本体は以下の手順で外します
1、サイドミラー裏側の内側を外す
2、サイドミラーを固定しているナットを外す
3、引っ張って取り外す
サイドミラーまるごと外す場合は、車種によって外し方が違います。
配線を外さないといけないケースもあるので、交換したことがない人には難しい作業かもしれません。
自分で交換できない場合は業者に依頼しよう
サイドミラーの修理は、ミラーやカバーを外さなくても行えるときもあります。
カバーをこすった程度で、線傷程度の傷がついているならば、削るまたはパテで固めれば修理できます。
割れた部分が狭い範囲であっても、パテを使えば直るかもしれません。
しかし電動ユニットが動かない場合や、サイドミラーまるごと交換が必要ならば、サイドミラーを取り外します。
まるごと交換する必要があり、自分では難しいと感じるならば業者に依頼するのが無難です。
下手に自分で取り外そうとして、余計に壊してしまうかもしれません。
サイドミラーが使えないとなれば、車の安全な走行にも影響を与えます。
業者であれば部品があるときは1日または数日で修理してくれます。
まとめ
サイドミラーは側面に出っ張ったパーツとなっているので、壁や電柱などにぶつけて壊すことがあります。
カバーに傷がついた程度だと磨けば直りますが、ミラーや電動ユニットの破損となればサイドミラーを外さないといけません。
サイドミラーの交換は道具があり手順さえわかれば、DIYでも行えます。
ドアの内側を外してサイドミラーを取り外す場合もあるので、交換が難しいと思うときは業者に依頼してください。