更新日:2023年02月2日
車の紫外線対策に使われるUVカットフィルム。
日焼けを気にしている人は、車のガラスにUVカットフィルムを貼ろうと考えている人もいるでしょう。
実際に貼るとなれば紫外線を防ぐ効果はあるのかどうか気になります。
そこでこの記事で、UVカットフィルムの効果をご紹介しましょう。
目次
車のUVカットカーフィルムとは?
車のカーフィルムはフロントガラスやリアガラスなどのガラスに貼り付けるフィルムです。
透明なフィルムから色付きまであり、その中にUVカットフィルムも存在します。
UVカットフィルムはその名の通り、車に降り注ぐ太陽光の紫外線を防ぐ効果があります。
紫外線をカットするので、日焼け防止や車内のパーツの色あせ防止に役立ちます。
UVカットフィルムをガラスに貼るときは、糊は必要ありません。
フィルムにシールのような糊もついていません。
水を使って接着するようになっており、ガラスを綺麗にしてから水を吹きかけて貼り付けます。
中には糊で貼り付けるタイプもありますが、剥がすとき大変なのでおすすめできません。
UVカットフィルムの紫外線カット効果
車のUVカットフィルムは市販品だとどれも90%以上のカット効果があります。
実は車のガラスでも紫外線カット効果はありますが、フィルムほどカット率は高くありません。
車のガラスのカット率は60~70%
車の透明なガラスは、紫外線を60~70%ほどカットします。
そして着色ガラスであれば、カット率は10%ほど高いです。
ある程度の紫外線をカットしますが、完全に防ぐわけではありません。
そのために車に乗って肌を出し紫外線を浴びれば日焼けします。
ただし車によっては紫外線カット率99%のガラスを選ぶこともできます。
ガラスとガラスの間に特殊な膜を挟んでおり、ほぼ紫外線をカットします。
UVカットフィルムのカット率は90%以上
市販品であればどれでもカット率は90%以上です。
中でも完全にカットする100%のフィルムも発売されています。
多いのは99%や100%のカット率のフィルムです。
しかし99%と100%では大きな違いがあります。
この1%で大きな差が出るのです。
カット率100%のフィルムは一切紫外線を通しません。
そのためにフィルムを施した車内で肌を露出させても日焼けは起こりません。
99%のカット率のフィルムは1%だけ紫外線を通します。
この1%は侮れず、99%のカット率のフィルムを施した車内で肌を出せば日焼けする可能性があります。
日焼け対策を考えるならば、カット率100%のフィルムを使いましょう。
UVカットフィルムの寿命
UVカットフィルムの寿命は5年程度と言われています。
どんなカット率のフィルムでも5年ぐらいです。
5年を経過すると、徐々にカット率が下がってくるのでその前に新しいフィルムを交換したほうがいいでしょう。
UVカットフィルムを貼る際の注意点
フィルムは専門業者やカーディーラーに依頼して貼ってもらうことも、フィルムを買ってきて自分で貼ることもできます。
もしも業者に依頼するとなれば、施工費用はおよそ以下のような金額です。
・軽自動車 : 2万円前後
・ステーションワゴン : 3万円前後
・セダン : 3万円前後
・ミニバン : 4万円前後
・輸入車 : 4万円前後
車種によって施工費用は変わり、貼る場所によっても違います。
もちろん貼る枚数が多いほど費用は高いです。
フロントガラスとサイドガラスは透過率を確認する
フロントガラス、そして運転席と助手席の窓ガラスは、可視光透過率が70%以上でないと車検に通りません。
フロントガラスの透過率は75%前後なので、UVカットフィルムを貼るときは無色透明のフィルムを貼りましょう。
色付きフィルムを貼ると透過率が下がり、車検に通らないかもしれません。
貼る前にガラスを綺麗にする
UVカットフィルムは水で貼り付けるタイプが多いです。
貼るときには先にガラスを中性洗剤で洗って綺麗にして、汚れやごみがない状態で貼りましょう。
ガラスが汚れたまま貼り付けると、フィルムの密着性が悪く、走行中に自然と剥がれるおそれがあります。
フィルムは糊で貼り付けるタイプもありますが、貼った後に剥がすのが大変なのでおすすめできません。
DIYによって自分でフィルムを貼れますが、自分で綺麗に貼るのは難しいです。
特にフロントガラスは湾曲しているために、自分で貼ると失敗しやすく失敗するとチープな見た目になります。
お金はかかりますが、綺麗に仕上げるならば専門業者などに施工を依頼するのがベストです。
まとめ
車の窓ガラスは紫外線を通すために、運転して日焼けしないようにするにはUVカットフィルムを貼ります。
紫外線のカット率はフィルムによって違いますが、日焼け防止にはカット率100%のフィルムを使ってください。
UVカットフィルムは自分で貼れますが、綺麗に仕上げるならば専門業者に依頼するのがおすすめです。