更新日:2022年12月9日
車は使用すれば自然に汚れはついていき、ときには砂埃もつきます。
もちろん汚れれば洗車しますが、砂埃の汚れは普通に洗車すると車を傷つけるかもしれません。
砂埃はコツを掴んで洗えば車体を傷つける心配がありません。
この記事で砂埃の汚れの注意点と洗車方法をご紹介します。
目次
砂埃の汚れは洗いにくい
砂埃は泥と比べると目立ちにくいために、汚れてもそのまま放置するときもあります。
しかし汚れであるために放置すれば次第に汚れは酷くなり、車のボディを傷つけるかもしれません。
放置すれば傷や錆の原因となり、砂埃で汚れたときも早めに洗車しましょう。
ただ洗車するにしても、そのまま洗うと車のボディを傷つけます。
洗車するにはコツがいるので、ポイントを抑えて洗うようにしましょう。
砂埃の洗車方法
砂埃がついたままのボディをスポンジやタオルで擦ると、砂が研磨剤にような役割を果たし塗装を傷つけます。
最初に車全体に水をかけてすすぎ砂を洗い流しましょう。
たっぷりの水を使って車体についた砂を洗い流してから、洗車するようにするのがポイントです。
高圧洗浄機があるならば、それを使うと砂を落とせて泥や花粉なども洗い流せます。
すすいで砂が落ちた後は、スポンジやタオルを使っていつも通りに洗車しましょう。
手洗い洗車を行うとボディを傷つけにくく、たっぷりの泡で優しく洗い流します。
カーシャンプーなどを使って洗った後は、しっかりすすぎを行いましょう。
すすぎを中途半端にすると、洗剤の成分がボディに残り汚れやシミの原因となります。
高圧洗浄機
家庭用高圧洗浄機も販売されているので、自宅にあれば使って洗いましょう。
水道の水でボディを洗い流しても、ある程度砂は落ちます。
しかし車の隙間やくぼみに砂は溜まり、水だけでは落ちない可能性があります。
このような部分はブラシを使って優しく砂をかきだして洗い流しましょう。
もしも高圧洗浄機があるならば、このような隙間の砂も高圧の水で洗い流せるので便利です。
また黄砂や泥などの頑固な汚れも、高圧洗浄機なら綺麗にできます。
洗車する頻度
ボディが砂で汚れたら洗車すればいいですが、九州や四国だと黄砂の多い5月頃はいつもよりこまめに洗車した方がいいでしょう。
風の強い日は砂埃や汚れが車体につきやすいので、風の弱い日に洗車しましょう。
風のない日に洗車した方が良く、直射日光が当たらない場所で洗います。
日光の当たる場所で洗うと、すすいでもすぐ乾き跡になりやすいです。
晴れの日ならば日陰やガレージなど、日光の当たらない部分で洗車します。
ガソリンスタンドの洗車機は楽ですが、砂埃を洗うためにはおすすめできません。
洗車機は砂がついたままボディを擦るので、使うとボディが傷つく恐れがあります。
できるだけ手洗い洗車をした方が良いでしょう。
ただし時間がない方は、洗車機を使うなら洗う前にボディをすすぐだけでも傷が少なくなります。
砂埃の予防方法
車は外に出しておくと砂埃がつくので、カーポートなどで保管すれば砂がつきません。
ただしカーポートを持っていないという人もいるでしょう。
そんな方は、ボディカバーをかけると砂がボディに付着しません。
ただしボディカバーは使い方を間違えると、ボディを擦って傷つけます。
カバーをかけた後は、風で飛ばないようにしっかりと固定しましょう。
コーティングする
車を砂埃や汚れから守るならば、カーコーティングがおすすめです。
コーティングを施すと、コーティング被膜が塗装面を覆い傷や汚れがつきにくくなります。
もしも砂埃がついても、撥水性があるので水洗いだけで簡単に落ちます。
カーコーティングを検討するならば、お近くの専門業者で相談してください。
コーティングにはいくつか種類がありますが、長く効果が続くセラミックコーティングまたはガラスコーティングがおすすめです。
ワックスもありますが、効果が余り続かず半年程度しか持ちません。
どちらかのコーティングだと2年や3年効果が続きます。
自分でもコーティングはできますが、失敗する恐れがあるので専門業者に任せた方が良いでしょう。
砂埃の汚れは長い間放置すると、ボディに傷がつく恐れがあり雨に濡れると泥のようになって固まります。
コーティングしておけば、コーティング被膜が塗装面を守るので砂埃がついても傷がつきません。
また少し放置したとしても、ボディを傷つける心配もありません。
ただしコーティングしても砂埃は付着するので、コーティング後でも定期的に洗車はするようにしましょう。
まとめ
砂埃は見えにくく車についても気がつかないこともあります。
放置すれば砂埃が固まって落ちにくい頑固な汚れとなるので、砂埃で汚れたら早めに洗車するようにしましょう。
ただしそのままスポンジやタオルで擦ると、砂埃が研磨剤にようになってボディを傷つけます。
砂埃は水ですすいでよく流してから、カーシャンプーで洗車しましょう。
普段からカーコーティングしておけば、砂埃がついても汚れが落ちやすく車体を傷つける心配もありません。