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タイヤワックスの役割とは?種類や使い方を紹介

更新日:2022年09月26日

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その名の通りタイヤに塗るワックスがタイヤワックス。

タイヤに艶を与えて見た目を良くし、さらにゴムの劣化を防いでくれます。
タイヤワックスと言っても油性や水性、スプレータイプなどとさまざまあるので、どれを選べばいいか悩むかもしれません。
この記事で、タイヤワックスの種類や使い方をご紹介します。

目次

タイヤワックスの効果

タイヤワックスは、タイヤに塗る専用のコーティング剤です。
ゴム表面をコーティングすることで、紫外線や汚れからタイヤを守り劣化しにくくします。
さらに艶を出す効果もあり、タイヤ本来の美しい黒光りする色に変えてくれます。

 

タイヤを長持ちさせたいというならば、タイヤワックスを塗るのがおすすめ。
もしもタイヤが色褪せ白っぽくなっていたならば、ワックスを塗れば黒色に戻ります。
特にホイールが黒でタイヤが色褪せているなら、色合いのバランスが悪いためにワックスを塗ればタイヤも黒くなります。

 

タイヤワックスの種類

タイヤワックスは大きく分けると油性と水性です。

油性ワックスは昔からある一般的なタイプです。
シリコンを石油系溶剤に溶かし込み、タイヤに塗ると艶が出ます。
油分を含んでいるために、塗ると効果が長持ちするというのがメリット。
液だれしにくく、塗った後は水をよく弾き、悪路を走っても艶を維持できます。

 

その反面、石油系溶剤がタイヤゴムに浸透するとゴム組織を破壊するので、水性よりもタイヤの劣化が早いです。

水性ワックスは水にシリコンを混ぜて乳化させています。
石油系溶剤を使用していないためにタイヤが劣化しにくいです。
保護成分が含まれており、シリコンがタイヤゴム表面を覆いタイヤを長持ちさせてくれます。
油性タイプよりもゴムに馴染みにくいために、雨などによって流れ落ちやすいです。
水性ワックスを使うならば、定期的に塗布するようにします。

配合成分

タイヤワックスはワックスの効果を高めるために、成分配合タイプもあります。
主に以下の成分が含まれます。

 

・洗浄剤
・紫外線吸収剤
・合成ゴム

 

洗浄剤が入っているとタイヤに吹き付けるだけで汚れが落ちます。
ワックスを塗る前にはタイヤを洗いますが、洗浄剤が入っていれば、タイヤを洗う手間が省けて楽です。
紫外線吸収剤が入っていれば、タイヤに塗ったワックスが紫外線を吸収しタイヤ劣化速度を遅くします。

オゾン劣化防止剤も、タイヤに塗布すれば同様の効果を得られます。

 

タイヤは使えば小さいヒビや傷ができてきます。
ダメージのあるタイヤには、合成ゴム入りワックスを塗れば小さいヒビや傷を修復。
タイヤの劣化を遅らせる効果を生みます。

 

使い方で種類が違う

タイヤワックスは、固形タイプとスプレータイプがあります。

固形タイプは専用スポンジを使ってタイヤに塗り込む形であり、艶を出しやすいです。
飛び散らず済み、一度塗ると効果が長持ちします。
洗車がしにくい梅雨などに使うと便利でしょう。
綺麗に塗るにはまんべんなくタイヤに塗ってムラをなくし、最後に乾拭きして余分に塗った部分を残さないようにします。

 

スプレータイプは手軽に濡れるタイヤワックスです。
吹き付けるだけで塗ることができ、拭き取り不要タイプもあります。
タイヤ以外の部分に吹き付けるとシミになるので、飛び散ったら拭き取りましょう。
あらかじめホイールなどを養生してからスプレーすると、余分な部分に塗らずに済みます。

 

タイヤワックスの使い方

タイヤワックスは以下の手順で塗っていきます。

 

1、タイヤを洗って綺麗にする
2、ワックスを均一に塗る
3、余分な部分に塗ったワックスを拭き取る

 

塗った後は余分な部分のワックスを拭き取ってから、乾燥させれば塗布完了です。
塗る前にはタイヤを洗いますが、ついでにホイールも洗っておくと良いでしょう。

タイヤワックスを綺麗に塗るポイント

塗る前にはタイヤを洗浄しましょう。
汚れが残っているとワックスが取れやすくなるので、洗っておきます。

 

基本的に水洗いで十分ですが、汚れが酷いときは中性洗剤やカーシャンプーを薄めて使います。
強力な洗浄成分の洗剤は、タイヤのゴムを傷めるおそれがあります。

ワックスは塗りすぎず、ホイールにつかないように注意します。
タイヤと地面の接地面に塗るとグリップ力低下に繋がるので、ワックスはタイヤ側面に塗りましょう。

 

塗って乾かない間に車を走らせると、ワックスが飛び散り下回りなどにつくかもしれません。
乾燥させてから車は運転するようにします。

タイヤワックスは、タイヤを洗ってから塗るようにします。

 

初めてワックスを使う方はしっかり塗れるかどうか心配な人もいるでしょう。
初めてワックスを使うならば、プロの業者に施工を依頼すれば失敗なく塗ってくれます。

 

まとめ

タイヤは回転すれば常に地面に擦りつけられ、日光や紫外線を浴びて過酷な状況に晒されます。
劣化を抑えるならば、タイヤワックスでゴム表面をコーティングしましょう。
色褪せたタイヤに塗れば、新品のような黒い輝きが戻ります。

 

スプレータイプと固形タイプがあるので、使いやすい方を選びましょう。
もしも自分で塗るのが不安な方は、プロの業者に施工を依頼してください。

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