更新日:2022年05月9日
新車のボディはピカピカで光沢があり綺麗です。
しかし車は年数が経てば経つほど、次第に光沢が失われていきボディがくすみます。
年数の経った車でも新車のような輝きが欲しいと思う方は多いでしょう。
この記事で、車の光沢を維持するポイントをご紹介します。
目次
車のピカピカな光沢が低下する原因
車の光沢は、以下のような理由によって低下していきます。
・紫外線で劣化
・酸性雨で光沢が失われる
・洗車の傷が光沢を傷つける
・ワックスが光沢を汚す
車の塗装面は日々直射日光を浴びて紫外線を受けています。
紫外線は塗装を変色させたり色褪せさせたりするので、自然と塗装の光沢がなくなっていくのです。
さらに紫外線は塗装を剥がす原因にもなります。
また塗装面は雨が降れば雨水が直接降り注ぐようになっており、水滴のシミが塗装の光沢を低下させます。
洗車時の線傷も光沢を低下させる原因です。
このような線傷がついたときは、塗装面を磨かない限りは綺麗になりません。
ワックスを塗っても光沢を低下させることがあり、ワックスの油膜が埃や黄砂などの汚れを付着させます。
何度もワックスを塗ると、汚れがついたワックス面の上にワックスを塗り込み汚れを固定させ塗装面の光沢がなくなっていくのです。
車の光沢を維持する方法
車の光沢を維持するには普段のメンテナンスが大切であり、定期的に洗車をしていきます。
ただし洗車方法でも、光沢を低下させないような洗い方が必要です。
車を洗車せずに塗装面に汚れがついたままだと、汚れやシミが付着して取れなくなります。
その汚れやシミが光沢を低下させます。
光沢維持のためには最低でも月に1回は洗車しましょう。
車を洗うときは、洗車の他に水滴などのシミ除去と、落ちなかった汚れを落とす研磨作業を行います。
車の洗車方法
最初にカーシャンプーを使って洗車します。
ボディに埃や黄砂がついたまま洗うと、それらが研磨剤の役割を果たすので、まずは水ですすいで水洗いしてください。
次にスポンジにシャンプーの泡をつけて洗っていき、最後に水ですすぎます。
洗剤成分が残らないように、よくすすいでください。
カーシャンプーでの洗車によって、塗装面上部の汚れを落とします。
次に洗車で落ちない水滴などのシミ除去です。
酸性のクリーナーをウエスやマイクロファイバークロスなどについて、塗装面を磨いていきます。
力を入れすぎると塗装面を傷つけるので、適度な加減で磨いてください。
磨くときは、イオンデポジットクリーナーなど専用のクリーナーを使います。
シミがない場合は、イオンデポジットクリーナーで磨く作業は不要です。
ここまでの洗車で取れなかった汚れを、研磨作業で取り除きます。
業者はポリッシャーと呼ばれる研磨機を使いますが、素人の方が磨くときはコンパウンドを使います。
コンパウンドは研磨剤であり、研磨剤をスポンジにつけて塗装面を縦横に磨きます。
狭い範囲を少しずつ磨いていくのがポイントです。
磨いた後は拭き取って研磨剤を取り除きます。
余裕がある方は、電動ポリッシャーを購入して磨いても構いません。
磨きすぎると塗装を剥がすので注意してください。
車の保管方法
車は紫外線や雨を受けて光沢がなくなっていくので、駐車して保管するとなれば、屋根のあるガレージでの保管がおすすめです。
屋根があれば紫外線や雨を受けないので、車の光沢が低下しにくいです。
青空駐車するとなれば、ボディカバーをかけると車が紫外線や雨を受けずに済みます。
コーティングして光沢を長持ちさせる
車の光沢を長持ちさせたいならば、カーコーティングしましょう。
コーティングすると、コーティング皮膜が塗装面を多い、紫外線や雨から車を守ります。
その結果、車の光沢が長持ちします。
コーティングには手軽に行えるワックスの他に、ポリマーコーティングやガラスコーティングがあります。
ガラスコーティングが長持ちするコーティング方法ですが、その分費用も多くかかります。
ワックスは手軽に行えて費用を抑えられますが、数ヶ月で効果がなくなります。
コーティングでの注意点
自分でもコーティングできますが、雨の日や炎天下での施行は避けてください。
雨の日は雨水によって、炎天下は直射日光によって失敗しやすいです。
コーティング剤は多くつければ効果が長持ちして綺麗になるわけではなく、つけすぎるとムラになります。
必要以上につけずにコーティングを施していきます。
下手にコーティングすると長持ちせずに、すぐに再度コーティングする結果となります。
自分でのコーティングに不安がある方は、業者に依頼してください。
業者ならば失敗なくムラなくコーティングしてくれます。
まとめ
車は紫外線や雨を受けるために、新車時は光沢があっても時間と共に自然に光沢が失われます。
光沢を長持ちさせるならば、日頃から定期的に洗車していきます。
洗車ではカーシャンプーで洗う他に、水滴などのシミを取り、研磨して落ちなかった汚れを取り除きます。
さらにコーティングしておくと、紫外線や雨の影響を受けにくくなり長く光沢が続きます。
カーコーティングならば、プロの業者に依頼してください。
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