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車のコーティングを自分で施工する際の注意点や問題点をチェック

更新日:2022年05月2日

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車の塗装面を汚れや傷から守るのがコーティング。
一度施行すれば短くても半年程度は効果が続き、コーティング被膜がボディを守ります。
カー用品店などに行けば、コーティンググッズが売っているために、購入して自分でコーティングできます。
下手に行うと失敗するので、自分で車のコーティングを行うときの注意点をご紹介します。

目次

車のコーティングを自分で行う方法

カーコーティングを自分で行うならば、以下の道具を用意してください。

 

・カーシャンプーとスポンジ
・マイクロファイバークロス
・バケツ
・コーティング剤

 

洗車して車の汚れを除去してからコーティングするので、必要に応じて水垢除去剤や鉄粉除去剤も用意してください。
次の流れでコーティングしていきます。

1、洗車

最初にカーシャンプーとスポンジを使用して手洗い洗車します。
バケツにカーシャンプーを少量入れて、水を入れて泡立てます。
スポンジで泡を取り、泡で車のボディを洗うようにしていきます。

 

細かい泥や砂がついて汚れていた場合は、先に水洗いして泥や砂を取り除いてください。
付着したままスポンジで擦ると、泥や砂が研磨剤の役割を果たしボディを傷つけます。

汚れに応じて、水垢除去剤や鉄粉除去剤を使用します。

 

洗車した後は、よくすすぎます。
洗剤の成分が車体に残っていると跡になるために、すすぎはよく行いましょう。

 

洗車して車体を綺麗にすることによって、コーティング被膜が車体に密着しやすくなり、コーティング効果が長持ちします。

水ですすいだ後は、車を乾燥させます。
マイクロファイバークロスで車体全体を拭いた後は、冬場ならば4時間程度、夏場ならば1時間程度放置して乾燥させます。

 

乾燥させた後は、コーティング開始です。

2、コーティング剤の塗布

コーティング剤をスポンジについて塗布していきます。
製品によってはコーティング剤と一緒にスポンジもついているので、付属のスポンジを使ってください。

 

塗布するときには、30cm四方を塗り込む感じで狭い範囲を少しずつ塗っていきます。
塗った後は30秒ほど乾燥させて、マイクロファイバークロスで拭き上げます。

拭き上げるときは、タオルのような目の粗い生地を使うと、塗装面に線傷ができるので、目の細かいクロスで拭きましょう。

 

全体をコーティングして拭き上げたとは、乾燥させます。

乾燥は最大で7日間行います、
最初の2時間は塗装面を触らないようにして、24時間以内は洗車をせず雨に濡らさないようにします。

 

そして乾燥から7日間は、できるだけ水分がコーティング面に触れないようにします。
万が一水に濡れたときは、すぐに拭き取ります。
7日間経てばコーティング被膜が硬化しているので、その後は雨に濡れても拭き取る必要はありません。

 

コーティング後のお手入れ

コーティングしたら一切洗車は必要ないということではなく、必要に応じて洗車します。
汚れが付着したままにしておくと、汚れが固着し取れなくなります。
青空駐車の車なら1ヶ月に1回程度、ガレージなどの屋内駐車の車なら1~2ヶ月に1回洗車してください。
汚れに応じて洗車するので、泥汚れなどが目立てばその都度洗車します。

 

さらにコーティング被膜のメンテナンスも行います。

洗車では落とせない、コーティング被膜についた汚れを落とすのがメンテナンスです。
青空駐車の車なら1~2ヶ月に1回程度、屋内駐車の車ならば3~6ヶ月に1回程度メンテナンスします。

 

メンテナンスクリーナーを使用して被膜の汚れを落とします。
最初にスポンジにメンテナンスクリーナーを塗布し、車体全体に塗り込みます。
その後水ですすげばメンテナンス完了です。
ホースなどで水をかけられない場合は、バケツに水を入れてマイクロファイバークロスに染みこませ、水拭きしていきます。

 

コーティングでの注意点

コーティングを行うとなれば、下地処理は欠かせません。
下地処理は洗車と乾燥です。
汚れが車体に残ったままコーティングすると、汚れの上からコーティングするために、コーティングが剥がれやすいです。
埃や砂の汚れ、水垢、鉄粉などを洗車で除去します。
汚れに応じたクリーナーを使用して洗車してください。

 

コーティング剤を塗布し拭き取りを行った後は、ムラがないかチェックしてください。
ムラがあれば、最悪の場合はコーティングを削り取り再コーティングしないといけません。
ホームセンターなどに売っているプラダンを用意してください。
プラスチック製のダンボールです。
コーティング部分にプラダンを写すと、ムラがあれば分かります。

 

ドアミラーの内側や前後バンパーなど、細かい部分はムラができやすいです。

もしも自分でコーティングを行いムラがあると、再コーティングしないとならず手間もお金も余計にかかります。

 

自分でのコーティングに自信がない方は、プロの業者にコーティングしてもらうのがおすすめです。
業者であれば、ムラなくコーティングしてくれます。
もちろん下地処理である洗車を行ってからコーティングします。

 

まとめ

コーティングは車体を汚れや傷から守る効果があり、一度施行すれば数ヶ月以上効果が続きます。
自分でも施行できますが、コーティングする前には下地処理である洗車は欠かせません。
細かい部分まで洗車し、水垢や鉄粉がついているときはこれらもクリーナーを使って除去します。
下手に行いムラができると再コーティングしないといけません。
自分でのコーティングに自信がない方は、プロの業者に依頼してください。

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