更新日:2022年04月15日
サイドスポイラーはエアロパーツとして車に装着できます。
地面から近い部分にあるパーツであるために、走行すると泥や砂利がぶつかり汚れやすく傷がつきやすいです。
サイドスポイラーはどんな役割があるのか?そして傷を防ぐにはどうすればいいのかご紹介します。
目次
サイドスポイラーとは?
サイドスポイラーはサイドステップとも呼ばれており、前輪と後輪の間のドア下部を覆うように取り付けられるパーツです。
フロントドアとリアドアを支える車体の下に取り付けられています。
エアロパーツとしての車体の下に入る空気を抑制して車が浮くのを抑える働きと、小石などの跳ね上げでボディが傷つくのを防ぐ役割があります。
車高が低く見えるドレスアップパーツとしても働きます。
サイドスポイラーは傷がつきやすい
サイドスポイラーは地面に近い部分にあるパーツであるために、こすって傷がつく場合があります。
線路を通るときに路面に擦りつけたり、縁石に乗り上げたりして傷がつきます。
さらに飛び石などの地面から飛んできた異物によっても傷がつく部分です。
タイヤはゴムでできており、走行していると路面の小石やガラス片などを巻き込みます。
付着した異物はタイヤの遠心力で後に飛ばされ、跳ね上げてサイドスポイラーにぶつかるのです。
このような路面の異物がぶつかって傷ができます。
サイドスポイラーは樹脂製が多く、走行すると空気摩擦によって静電気を帯びます。
静電気でサイドスポイラーについた粒子が、地面の砂や小石とぶつかりヤスリのように擦って傷をつけるのです。
このような理由で、サイドスポイラーは傷がつきやすいパーツです。
サイドスポイラーの傷防止方法
車を走らせれば小石や砂利が当たるので、サイドスポイラーは自然に傷がついていきます。
何かの方法でサイドスポイラーを保護すれば、砂利などがぶつかっても傷がつきません。
保護する方法は主に以下の3つです。
・フィルムを貼る
・コーディングする
・エアロパーツを取り付ける
フィルムを貼る
手軽にサイドスポイラーを保護できる方法です。
窓ガラスやボディに貼るカーフィルムをサイドスポイラーに貼り付けます。
費用面でもかかるお金が少なくて済みます。
カーフィルムは様々なカラーがあり模様の入っているフィルムもあるので、好みに応じて好きなフィルムを選べます。
伸縮性のあるフィルムが貼りやすいですが、保護を考えると厚みのあるフィルムの方が良いです。
窓ガラスなどに貼るカーフィルムを使っても、サイドスポイラー用のフィルムを使っても構いません。
カーフィルムではなくカーボンシートを貼る方法もあります。
カーボンシートは黒色のシートですが、白や黒の他に赤や青と何色のボディカラーの車でも似合います。
コーティングする
ボディをコーティングして汚れや傷から守れるように、サイドスポイラーもコーティングして保護できます。
ボディコーティングと一緒にコーティングする方法もありますが、サイドスポイラーのみのコーティングも可能です。
サイドステップをコーティングするならば、ラバースプレーがおすすめです。
スプレーして乾くとゴム状になるので、傷防止や汚れ防止のコーティングとして使えます。
水性と油性があり、さらに光沢のあるグロスもあります。
色々な色があるので、好きな色やサイドスポイラーに合った色を選んでください。
スプレーするだけでコーティングでき、塗り重ねると艶が出てきます。
必要なくなったときや、塗り替えるときは手で剥がせるので楽に剥がせます。
ただし耐久性は低く、最大でも6ヶ月程度しか持ちません。
ガラスコーティングなどと比べると費用は安いですが、効果の持続期間は短いです。
エアロパーツを取り付ける
サイドステップにエアロパーツを取り付ければ、保護と一緒に車のデザイン性向上も行えます。
エアロパーツが傷ついたとしても、パーツだけ取り替えれば元通りです。
自分の車のサイドスポイラーのエアロパーツがあるか確認してください。
純正品を使うこともできますが、なければ整備工場でパーツを取り付けてもらえます。
自分でも取り付けられますが、失敗しないようにするならば整備工場に頼んだ方が無難です。
DIYで取り付けるなら、取り寄せたエアロパーツの加工は多少必要です。
サイドスポイラーの形に合うように加工するのです。
エアロパーツを取り付けると車高が下がるので、段差などで引っかけないように注意して運転しましょう。
サイドスポイラーの保護方法は、フィルムやコーティング、エアロパーツの取り付けなどがあります。
どの方法も自分で行うこともできますが、傷防止対策の施行はプロの業者に行ってもらうのがおすすめです。
プロに施行してもらえば失敗なく行ってもらえます。
自分で施行して失敗して、直そうとしたら余計に酷くなったというような事態を避けられます。
まとめ
サイドスポイラーは車体が浮くのを抑制し、ボディに小石などが当たり傷がつくのを防ぎます。
ボディの下にあるパーツであるために、小石や砂利がぶつかりやすく傷がつきやすいです。
傷を防ぐならば、コーティングやフィルムで保護できます。
傷防止の施行を行うならば、失敗しないためにプロの業者に依頼するのがおすすめです。