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エンジンオイルの最適な交換時期とは?

更新日:2021年08月3日

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エンジンオイルは、車のエンジンをスムーズに動かすのに必要なオイルです。
使用していけばオイルが汚れていき、交換しないままでいると、やがてエンジンが壊れてしまいます。
正常にエンジンを使用するためには、定期的に新しいエンジンオイルへの交換が必要です。
この記事で、どれぐらいの間隔でエンジンオイルを交換すればいいのかご紹介します。

目次

エンジンオイルの役割と性能

エンジンオイルは、スムーズにエンジンを動かすための潤滑油です。
人間で言えばエンジンが心臓で、オイルが血液です。

 

エンジン下部にあるオイルパンにエンジンオイルが入っており、オイルポンプでエンジン各所に運んで潤滑させます。
潤滑油としての役割の他に、以下の役割もあります。

 

・密封 : シリンダーとピストンの間を埋める
・冷却 : エンジンの熱を吸収する
・清浄 : エンジン内部の汚れを吸着する
・防錆 : エンジン表面に油膜を作って錆を防ぐ

 

車ならば、ガソリンエンジン用とディーゼルエンジン用のエンジンオイルがあります。
使用するエンジンに適したエンジンオイルを選んで使用します。
ちなみに、ガソリンエンジンにもディーゼルエンジンにも使える、ユニバーサルオイルもあります。

 

エンジンオイルには、化学合成油、部分合成油、鉱物油の3つがあります。
化学合成油は高性能オイルですが、価格が高いです。
部分合成油は基本性能を備えながらも、価格はそれほど高くないですが、耐熱性は化学合成油よりも低いです。
鉱物油は価格の安いオイルであり、そのために劣化しやすく酸化しやすいという特徴があります。

 

エンジンオイルの粘性

エンジンオイルの品質を表す指標の1つが粘度です。
これはオイルの粘りであり、エンジンオイルは車種によって推奨粘度が違います。

 

エンジンオイルには、5W-40や10W-30などと書かれています。
最初に書かれている5Wや10Wが低温時の粘度であり、0Wから20Wまであり、数字が小さいほど粘度が低いです。
最後に書かれている40や30が高温時の粘度であり、20から60まであり、数字が大きいほど粘度が大きいです。

 

低粘度オイルは、低温での使用に適しており燃費向上に貢献しますが、エンジン保護性能が低いです。
高粘度オイルは、高温でもエンジンを保護し静寂性に優れますが、低粘度オイルより燃費が悪くなっています。

 

エンジンオイルの交換時期

エンジンオイルは使用すると、エンジンのゴミを吸収し、酸化によって劣化してくるので、いつかは交換が必要です。
交換しないまま車を走らせていると、やがてエンジンオイルは固まっていき、エンジンが動かなくなります。

 

エンジンが動かなくなれば、エンジン丸ごとの交換となり、その場合は新しい車を買った方が良いかもしれません。

交換時期は走行距離を目安にする

エンジンオイルは、走行距離を目安にして交換時期を見ます。
走行距離3,000~5,000kmが交換の目安です。
ただし、長距離を走行する機会が多いならば、3,000kmに達しなくても、早めにエンジンオイルは交換した方が良いでしょう。
また、ターボエンジン搭載車に乗っている方も、走行距離が3,000kmになる前に交換した方が良いです。

 

エンジン内部には、エンジンオイルを交換しても、残ってしまう汚れがあります。
汚れが気になる方は、エンジンフラッシングを行ってください。
エンジン内部のこびりついた汚れを、専用の機械や添加剤を使用して洗浄します。

 

自分でもエンジンフラッシングはできますが、カー用品店や整備工場でも行ってくれます。

エンジンオイルを早めに交換してもいいのか?

エンジンオイルは、走行距離が交換の目安となる距離に達しなくとも、早めに交換しても構わないです。
オイルはエンジン内部の汚れを吸収してエンジンを綺麗にする役割があるので、早めに交換するのは問題ありません。

 

新しく使用するエンジンオイルは、今まで使っていたオイルと違うタイプを使用しても構いません。
ただし、性質の違うオイルに変えると燃費が悪くなることがあるので、今まで使っていたオイルを使用した方が無難です。

 

ディーゼルエンジン車を運転している方は、添加剤の関係から、ガソリンエンジン用のエンジンオイルは使用しない方が良いでしょう。

エンジンオイル交換で迷ったら専門業者に相談する

いろいろなメーカーのエンジンオイルがあり、価格はピンキリです。
どんな車でも、エンジンオイルの交換を行わないとやがてエンジンが止まるので、いつかは交換が必要です。

 

素人がエンジンオイルの色を見ても、交換すべきかどうかわからないのでしょう。
また、どんなエンジンオイルに交換すればいいのかも、自分で決めるのは難しいかもしれません。
オイル交換に慣れていない方は、自分で行うと怪我をするかもしれず、余計な手間がかかり時間もかかり大変です。

 

エンジンオイルの交換で迷ったら、専門業者に相談してください。
車の利用頻度によっても適したエンジンオイルは違い、車の状態を見て、どんなオイルがその車に適しているか教えてくれます。
その場でエンジンオイルの交換もしてくれるので、車のオーナーが手を汚す心配もありません。

 

まとめ

車を運転していけば、適した時期にエンジンオイルを交換します。
エンジンオイルを交換しないと、最悪の場合はエンジンが故障するので、走行距離を目安にオイルを交換しましょう。

 

エンジンオイルはいろいろなメーカーの製品があるので、どんなエンジンオイルに交換すればいいかわからないときは、専門業者に相談してください。

 

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