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フロントガラスが曇る!原因や対策を紹介【梅雨時期のメンテナンス】

更新日:2021年07月9日

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フロントガラスは湿度が高いと曇りやすく、特に梅雨時は曇ることが多いです。
曇ったフロントガラスは、運転時の視界を確保しにくく、事故に繋がるおそれもあります。
もしも、フロントガラスが曇ってしまえば、良好な視界を確保するために、すぐに曇りを解消したいものです。
今回は、フロントガラスの曇りの原因と対策をご紹介します。

目次

フロントガラスは結露によって曇る

フロントガラスを曇らせる原因は結露です。
結露が起きると空気中の水蒸気が水滴に変化し、余分な水滴はガラスに付着します。
室内は乗車員の呼吸や汗によって湿度が高くなるために、フロントガラスが曇りやすく、特に梅雨時の湿度が高い時期はより曇りやすいです。

 

また、車内と車外の温度差によっても、結露は起こります。
梅雨時は車内に傘を持ち込み、濡れた服や靴を持ち込むので、湿度が高くなり余計に曇りやすいです。

フロントガラスが汚れていると曇りやすい

曇ったフロントガラスを拭いても、すぐに曇ってしまうのは、ガラスの内側が汚れているかもしれません。
洗車を行うとフロントガラスの表側は綺麗に掃除する方が多いですが、内側は掃除しにくく忘れがちな部分です。

内側はクロスやタオルに、薄めた洗剤をつけて拭くだけでも、曇りにくくなります。

 

さらには、フロントガラスの外側部分に油膜がついていると、水はけが悪くなり、雨が降るとにじんで視界を悪くします。

 

排気ガスやコーティング剤に油分を含むので、知らない間にガラス面に油膜ができていることもあります。
フロントガラスの内側のみならず、外側もチェックしておくと良いでしょう。

 

フロントガラスが曇ったときの対処方法

フロントガラスが曇っていると、車内の湿度が高いので、湿度を下げると曇りを解消できます。
曇りを解消する方法は、主に以下の3つです。

 

・窓を開ける
・エアコンで除湿する
・デフロスターやデフォッガーをつける

窓を開ける

フロントガラスが曇ったときは、窓を開けて換気します。
外気を車内に取り入れて、車内の湿度を下げていけば、曇りは解消されます。

 

ただし梅雨時の湿度の高いときは、窓を開けても車内の湿度が下がらず、曇りを取る効果は薄いです。
雨が降っていれば、窓を開けると室内に雨が入ってくるでしょう。

エアコンで除湿

窓を開けずに換気するならば、エアコンを使います。
エアコンの操作パネルのA/Cボタンを押すと、送風口から除湿した冷たい空気が出てくるので、車内の湿度を下げて、ガラスを曇りにくくします。

エアコンには除湿機能もあるので、湿度を下げてくれます。

エアコンには外気導入と内気循環という機能もあります。

 

フロントガラスの曇りを除去するには、外気導入を使います。

外気導入は車外の空気を車内に取り入れて換気する方法であり、車内の湿度を車外の湿度に近づけられるので、フロントガラスの曇りが取れやすいです。

 

ただしトンネル内など、車外の空気が汚れている場所では、内気循環を使います。
内気循環は外気を取り入れず、車内の空気を循環させて換気する方法です。
どちらを使うかは好みにもよるので、そのときにあわせて使い分けてください。

デフロスターやデフォッガーを使う

デフロスターは、乾燥した温かい空気をフロントガラスに当てて、曇りを取り除く装置です。
扇型に3本線が入ったマークがデフロスターです。
操作パネルにこのマークがあるので、押すとデフロスターが起動します。

 

フロントガラスのみならず、リアガラスも曇るときもあります。
リアガラスの曇りには、デフォッガーを使います。

デフォッガーは、リアガラスに張り巡らされた熱線を温めて曇りを取る装置です。
操作パネルの中の四角に3本線が入ったマークがデフォッガーです。

エアコンや窓明けと併用すると、ガラスの曇りを取る効果は高いでしょう。

 

ただしこれらの装置は電気を食うので、消費電力には注意してください。
ガラスの曇りが取れたならば、スイッチを切っておきましょう。

コーティングする

手軽にフロントガラスの曇りを防止するならば、曇り止めスプレーが使えます。
ただし、スプレーは一時的な効果しかなく、やがてガラスはまた曇ってきます。

 

長く曇り止め効果を発揮するならば、ガラスへのコーティングがおすすめです。
カー用品店でコーティング剤を買って、DIYでコーティングもできますがおすすめできません。
下手にコーティングすると、コーティング効果が薄れてガラスが曇ってきます。

 

・下地処理を行う
・コーティング剤をしっかり塗り込む
・拭いて仕上げる

 

ガラスへのコーティング効果を発揮させ、曇らないようにするには上記のポイントを抑えてコーティングします。
失敗なくコーティングするならば、業者への依頼がおすすめです。
プロの技術と経験によって、失敗なくムラなくコーティングしてくれます。

 

まとめ

フロントガラスは湿度が高いと曇りやすく、特に梅雨時は曇ります。
フロントガラスが汚れていると曇りやすいので、洗車時は塗装面のみならず、ガラス部分も磨いておくと良いでしょう。

 

もしも、ガラスが曇ったら、窓を開けたりエアコンを使ったりして曇りを解消させます。
曇り止めスプレーも効果がありますが、長く曇り防止効果を発揮させるなら、フロントガラスをコーティングします。
コーティングならば、お近くのプロの業者に依頼してください。

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