更新日:2021年07月2日
梅雨入りすると雨の日が増えていき、愛車は思った以上にダメージを受けます。
雨は水だけではなく、ゴミやホコリなども取り込み降り注ぎ、車のボディを汚していきます。
雨が降った後早めに洗車すればボディへのダメージを防げますが、放っておくと雨ジミになることもあります。
この記事では、梅雨のメンテナンス方法として雨ジミ対策をご紹介します。
目次
梅雨に時期は車がダメージを受けやすい
梅雨入りすると、1日中雨の日もあります。
湿度が高くなり、じめじめとして、過ごしにくい時期であり、車はダメージを受けやすい時期です。
黄砂やPM2.5の有害物質が風に乗って日本まで届き、それは梅雨時期の雨に含まれ、雨水と一緒に降り注ぎます。
有害物質の含まれている雨は、車に降り注ぐと塗装にダメージを与えるのです。
雨が降っても何も対策をしないと、塗装が色褪せていき、シミが発生します。
シミは雨ジミと呼ばれる汚れであり、車の塗装面に付着した雨が乾いてできたシミです。
雨が蒸発して雨水に含まれるホコリやゴミ、黄砂、PM2.5などが焼きつきます。
そのまま放置すると固着してしまい、洗車しても落ちないです。
頑固なシミになると削り取らないとならず、塗装まで剥がす恐れがあります。
梅雨の時期の雨ジミ対策
梅雨の時期の雨ジミは、車に降り注ぐ雨が原因で発生するので、できるだけ雨に濡らさないのは対策の1つです。
車を駐めておくときは、屋根付きの場所に置くようにします。
屋根のない場所に駐車しておくならば、ボディカバーを使って車を雨から守ってください。
しかし、梅雨の時期の雨の中で車を走らせれば、ボディに雨は降り注ぐので、まったく雨が車につかないようにするのは難しいかもしれません。
駐車場に屋根がなく、ボディカバーを使えないという方もいるでしょう。
雨が降って時間が経つほど、車のボディのシミは酷くなり落ちにくくなるので、雨が降った後はできるだけ早く洗車します。
洗車時間が取れない方は、雨が降った後に吸水性の高いクロスやタオルを使用して、車のボディに付着した雨を取るだけでもシミ防止効果があります。
梅雨時期の車の洗車方法
梅雨時期であっても、雨が降った後のメンテナンスは洗車が基本です。
この時期に使うカーシャンプーは、水垢を落とせるタイプを使います。
また、ボディには鉄粉やピッチが付着するので、粘土タイプのクリーナーも使用します。
洗車で使用する道具は、以下の通りです。
・水垢シャンプー
・スポンジ
・粘土クリーナー
・マイクロファイバークロス
・ワックス
使用するワックスは、耐久性があり、濡れた塗装面にも使用できるタイプを用意します。
車の洗車の手順
1、水洗い
最初に水洗いします。
ボディにホコリやゴミが拭いたまま洗車すると、それらが研磨剤のようになって塗装を傷つけるので、洗車前には水洗いしてホコリやゴミを取り除きます。
2、スポンジにシャンプーをつける
スポンジに直接つけるタイプのシャンプーと、バケツなどに入れた水と混ぜて使うタイプのシャンプーがあります。
多機能シャンプーは、直接スポンジにつけるタイプが多いです。
スポンジにシャンプーを含ませたら、揉むようにして泡立ててください。
3、洗車する
洗車するときは、車の上部から下部に向かって洗います。
最初は車のルーフ部分から洗っていき、ボンネットやトランク、側面などを洗い、最後にホイールを洗います。
4、すすぎと拭き上げ
スポンジで洗った後は、すすぎを行います。
シャンプーが塗装面で乾くとシミになるので、洗車は丁寧に素早く行ってください。
洗剤成分が塗装面に残らないようによくすすぎ、最後にマイクロファイバークロスで拭き上げます。
すすいだときの水も塗装面で乾くとシミになるので、拭き上げは隅々まで行い、水滴を残さないようにします。
最後に、フロントガラスなどのガラス部分の水滴を、ハンドワイパーやクロスで取り除きます。
5、粘土クリーナーで洗う
塗装面には鉄粉やピッチが付着しているので、粘土クリーナーで取り除きます。
最初に塗装面を霧吹きでスプレーして水で濡らし、水を切らさないようにして、塗装面で粘土クリーナーを滑らせます。
ざらつきや引っかかる部分がなくなると粘土クリーナーでの磨きが終了です。
粘土クリーナーが使いにくいならば、スポンジに埋め込んで使用すると使いやすいです。
6、ワックスを塗る
洗車と粘土クリーナーでの磨きが終わったら、最後にワックスを塗ります。
クロスにワックスを染みこませ、塗装面で塗り広げるようにして、ワックスを塗っていきます。
濡れた部分で使用するときは、クロスをこまめに絞ってください。
ボディの端や細かい部分も、忘れずにワックスがけするようにします。
コーティングする
梅雨の時期は、数日続けて雨が降ることもあり、雨が降るたびに洗車していては大変です。
ワックスをかけても雨からボディを守る効果はありますが、ワックスの効果はすぐなくなります。
水切れ重視の撥水性のコーティングを施すと、コーティング効果は3ヶ月や6ヶ月続き、梅雨のシーズンを乗り切れます。
コーティングすれば汚れを落としやすくするので、梅雨時期の洗車が楽です。
コーティングはDIYでも行えますが、下手に行うとコーティングにムラができて効果が薄れます。
失敗なく行うならば、業者にコーティングしてもらうのがおすすめです。
お近くのコーティングしてくれる業者を探してください。
まとめ
梅雨の時期は、雨の日が多くなるので、車は雨でダメージを受けやすいです。
雨が降ってそのまま放置すると、雨ジミができるので、早めに洗車してメンテナンスします。
梅雨の雨の後に毎回洗車するのは大変なので、コーティングしておくと雨から車を守り汚れを落としやすくします。
撥水性のあるコーティングを行うならば、プロの業者に依頼してください。