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スタッドレスタイヤの寿命は何年?確認方法や長持ちする保管方法を解説

更新日:2021年05月4日

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冬の雪道を走るのに欠かせないタイヤがスタッドレスタイヤです。

主に冬しか使わないタイヤであり、シーズンが終われば車から取り外して保管します。

寿命があるので、使用して年数が経てば新しいスタッドレスタイヤと交換します。

スタッドレスタイヤの寿命は何年であり、どのようにして保管すればいいのでしょうか?

目次

スタッドレスタイヤの寿命

 

スタッドレスタイヤの寿命は、34年と言われています。
これは使用開始からではなく、製造年月日から数えての寿命です。
ゴムでできているために、使用していなくても経年劣化していくので、製造年月日から3年または4年が寿命と言えます。

長持ちさせるならば、製造年月日を見て、新しい製造年月日のタイヤを購入すると良いです。

 

製造年月日はタイヤに記載されています。
4桁の数字で表示されており、例えば4214ならば、4242週目であり、142014年です。

製造年月日は2014年の42週目であり、42週目は10月です。

走行距離でも寿命がくるので、1万~1.5km走行すると交換時期と言われています。

タイヤの寿命の確認方法

スタッドレスタイヤは、溝、硬度、ひび割れなどを見ていき、寿命かどうか判断します。
製造年月日から3年以内でも、または1.5km以下の走行距離でも、溝や硬度、ひび割れで寿命と判断できれば、タイヤを交換します。

 

溝では、プラットフォームまたはスリップサインが表れていると寿命であり、タイヤの交換時期です。
タイヤの溝の深さを簡単に確認するツールがあります。
タイヤ摩耗計やデジタルゲージなどです。
これらのツールを使って、溝の深さが適正かどうか確認しても良いでしょう。
冬用のタイヤならば、プラットフォームで寿命かどうか判断する場合が多いです。

 

経年劣化してゴムが硬くなっていくと、寿命が近づきます。
ひび割れが大きいようなスタッドレスタイヤも、寿命なので交換時期です。

 

寿命のきたスタッドレスタイヤを使用すると、雪道で十分な性能を発揮できません。

ひび割れしていれば、バーストする危険もあります。

性能の低いスタッドレスタイヤは、スリップしやすく、大事故につながります。

未使用のスタッドレスタイヤでも、寿命は気にした方が良いです。

 

長持ちさせるためのスタッドレスタイヤの保管方法

 

適切な温度と湿度の中で保管すれば、スタッドレスタイヤの寿命を延ばせます。

シーズンが終わって、夏タイヤに交換した後は、寿命がきていなければスタッドレスタイヤを保管します。

屋外に雨ざらしのまま保管するのは、一番良くありません。

適切な方法で保管していきます。

タイヤを保管する前は水洗いのみ行う

タイヤは路面に接して回転するので、水たまりや路肩の汚れなどを拾って、泥や砂利などが付着します。

タイヤに付着した汚れは、化学物質を含んでいるので、汚れがついたまま保管するとタイヤを劣化させます。

そのために、タイヤを保管する前には洗っておきましょう。

 

ただし洗剤を使うとゴムを傷めるおそれがあるので、水洗いで十分です。

水洗いした後は、良く乾かしてください。

ホイールも洗うならば、ホイールには洗剤を使い、ピッチタールなど頑固な汚れも落としておきます。

また洗った後に、タイヤにワックスをつけるとゴムを傷めるので、通常はワックスは必要ありません。

 

同じようにして、スタッドレスタイヤを使うときに、使わなくなったノーマルタイヤも、水洗いして乾かしてから保管します。

タイヤカバーをかけて保管

水洗いしたタイヤをそのまま保管しても問題ないですが、保管中に汚れがつかないようにするならば、タイヤカバーをかけておきます。

カバーをかければ、埃や雨、紫外線からタイヤを守ります。

特に、長期間保管するならば、タイヤカバーを使った方が良いでしょう。

取っ手付きのカバーならば、カバーをかけたままタイヤの持ち運びが便利です。

タイヤカバーには、1本ずつ保管するタイプと、4本まとめて保管するタイプがあります。

タイヤの保管場所と保管の仕方

紫外線はタイヤのゴムを劣化させるので、日光の当たらない場所で保管します。

湿気の少ない場所で保管した方が、タイヤを長持ちさせられます。

物置などでタイヤを保管するならば、ときどき保管場所の空気を入れ換えてください。

 

ホイールがついているタイヤは横積みで保管し、タイヤのみならば、横積みでも縦積みでもどちらでも構いません。

ホイールつきのタイヤは、タイヤの空気圧を指定値の半分ぐらいにして保管します。

 

保管する場所が限られているならば、タイヤラックを使うのもおすすめです。

縦にタイヤを積むので、タイヤを保管するスペースが最小限で済みます。

ラックにはキャスターがついており移動が楽で、ブレーキロックもあるので、ロックすれば動く心配がありません。

ラックによって保管できるタイヤのサイズが決まっているので、対応サイズを確認してください。

 

まとめ

 

スタッドレスタイヤは、雪道を安全に走行するには欠かせないです。

性能が下がっているとスリップしやすく、ゴムが劣化しているとバーストの危険があります。

ときどきタイヤをチェックして、交換時期かどうか確かめましょう。

スタッドレスタイヤを使わないときは、水洗いしてから日光の当たらない場所で保管します。

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