更新日:2021年03月9日
愛車が汚れてくれば、洗車を行います。
手洗いや洗車機などと車の洗い方はいくつかありますが、バケツ洗車も洗車方法の1つです。
バケツ1杯の水のみで洗うのがバケツ洗車です。
バケツ洗車には洗い方のコツがあり、どのようにして洗えばいいかご紹介します。
目次
バケツ洗車を行うときの条件
バケツ洗車は、バケツに入った水のみを使って洗います。
車が汚れすぎていると、バケツのみの水では洗車には足りないので、車の汚れが少ないときにバケツ洗車は行えます。カーシャンプーは使わずに洗うので、汚れの程度が軽いときに。
水だけで洗うので、ブレーキダストや水垢など頑固な汚れが車についているときは使えない方法です。
手軽に短い時間で洗車するのがバケツ洗車。
ホコリ程度がついて汚れている車ならば、バケツ洗車でも十分に綺麗になります。
さっと車を綺麗にしたいときに役立つ洗車方法です。
バケツ洗車のやり方
バケツ洗車はバケツ1杯の水のみを使って洗う方法であり、3リットル程度の水しか使いません。
マンションのような水を沢山使えない場所でも便利な方法です。
用意する道具は以下の通りです。
・バケツ
・水
・タオル2枚
バケツは3リットルぐらいの水が入る大きさのものを用意します。
水は水道水で十分であり、タオルは水拭き用と水滴拭き用の2つを揃えます。
タオルの代わりにマイクロファイバークロスを使っても構いません。
カーシャンプーやスポンジなどは使わず、水に濡らしたタオルで、車体表面のホコリや泥などを落としま
す。
タオルを水に濡らして準備する
最初にバケツに水を入れて、タオルを濡らして水洗い用のタオルを作ります。
ベタベタに塗れたタオルは洗車しにくいので、タオルに水を含ませて軽く絞ります。
車の汚れが酷いときは水を多めにして、汚れが少ないときは水を少なめにします。
水滴拭き用のタオルは、タオルに水を含ませてから硬く絞ってください。
絞った後はタオルを広げてほぐしてから、水滴を吸収させやすくしておきます。
この2つのタオルを用意したら準備完了です。
タオルは広げずに、手のひらぐらいの大きさに畳んで使うと使いやすいです。
バケツ洗車の手順
バケツ洗車での水洗いは以下の2つの順に行います。
・水洗い用タオルでボディの汚れを浮かせる
・水滴拭き用タオルでボディの汚れを取り除く
ボディやガラスを小さな範囲で水洗い用タオルと水滴拭き用タオルで拭いていき、洗車していきます。
車のどこから洗っていくかは自由ですが、車の上から下、右から左など一定の順序で洗う方が洗い残しがないです。
・フロントガラス、ボンネット、フロントバンパー
・リアガラス、トランク、リアバンパー
・屋根、左右のガラス、左右のドア
この3つの範囲に分けて、順序よく洗っていくと洗いやすいでしょう。
タイヤやホイールは頑固な汚れがつくので、水洗いせず、洗うならカーシャンプーなどを使います。
バケツ洗車のコツ
バケツ洗車では、力を入れずに洗うようにします。
水洗い用のタオルも、水滴拭き用も、タオルを滑らせる程度の力で構いません。
力を入れて洗うと、塗装面を傷つけるおそれがあるので、軽くタオルを動かす程度の力で洗います。
ホコリや泥は、力を入れなくても落ちる汚れなので、力を入れないで洗っても綺麗になります。
洗車していくと、タオルは汚れて真っ黒になります。
汚れたタオルは、バケツの水で洗ってから、再度洗車してください。
汚れたままのタオルを使うと、車に汚れを擦りつけます。
水滴拭き用のタオルは、車体についた水滴を吸い取るために使います。
撫でる程度の力で水滴を拭き取っていきます。
タオルの吸収力を利用して水滴を吸収させるので、力を入れる必要はありません。
タオルが水滴を吸収してベタベタになったら、絞ってください。
バケツ洗車は、シャンプーを使って洗うような洗車と違い、車体に傷をつずに洗えます。
頑固な汚れは落とせませんが、ホコリや泥程度なら落とせます。
カーコーティングで傷から車を守る
水を沢山使って洗車すれば、車に傷がつかないとは限らず、どんな洗い方でも傷がつく可能性はあります。
バケツ洗車でも、洗い方によっても力を入れた洗い方でも、車に傷はつくでしょう。
線傷のような細い傷ができ、遠くから見ると目立たないですが、車を近くで見ると目立ち汚く見えます。
カーコーティングすると、洗車しても車が傷つきにくくなり、多少の傷ならば、コーティング皮膜で防げます。
DIYでもカーコーティングできますが、コーティングするならプロの業者に依頼するのがおすすめです。
丁寧にムラなく失敗なくコーティングしてくれて、コーティング効果が長持ちします。
カーコーティングすれば、汚れがついても落としやすいというメリットもあります。
まとめ
洗車は車を運転すれば、定期的に行うことになるでしょう。
時間をかけて行うのは大変であり、できればさっとすばやく洗いたいものです。
ホコリや泥程度の汚れならば、カーシャンプーを使わないバケツ洗車でも十分に綺麗になります。
さらには、カーコーティングしておくと汚れが落ちやすくなり、洗車での傷も防げます。
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