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ガラスコーティングを除去した方がいい状況とは?自分でも可能?

更新日:2021年02月17日

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車を輝かせ、汚れや傷がつきにくくなるのがガラスコーティングです。
一度ガラスコーティングを行うと、コーティング効果は1年以上持続しますが、やがてコーティングは劣化してきます。
古くなって劣化したガラスコーティングは、車が汚れるのみならず、塗装を傷める危険もあります。
施工で失敗した場合や劣化したコーティングは除去した方が良いですが、どのようにして剥がせばいいのでしょうか?

目次

ガラスコーティングを剥がすメリット

ガラスコーティングは、以下のような理由で剥がしたい場合があります。

 

・施工したガラスコーティングが気に入らない
・施工したガラスコーティングに汚れや跡がついている
・ガラスコーティングが古くなり劣化してきた
・自分でコーティングしたいので今あるコーティングを剥がしたい

 

ガラスコーティングを剥がせば、いくつかのメリットを得られます。
施工してあるガラスコーティングを剥がせば、下地処理ができます。
古いコーティングがある状態で、その上からガラスコーティングを行うと、塗装を傷めてしまい、コーティング効果が十分に発揮できません。

 

再コーティングするには、ガラスコーティングの剥離が必要です。

ウォータースポットなどの、洗車では落とせないような汚れは、コーティングを剥がせば落とせます。
コーティングを失敗しても剥がせば、新しくコーティングを行えるというのもメリットです。

 

ガラスコーティングの除去方法

ガラスコーティングは、洗車や脱脂では除去できません。
手で擦れば剥がれることがありますが、塗装を傷つけるおそれがあります。
ワックスなどに比べて、ガラスコーティングは皮膜の強度が高いので、簡単には除去できないです。

 

ガラスコーティングの除去方法は、主に以下の2つです。

・ケミカルで除去する
・コンパウンドで磨く

 

コンパウンドで磨くと物理的に除去するので、確実にコーティングを除去できます。
ケミカルを使って除去した方が簡単です。

除去前の洗車

コーティングを除去する前には、洗車で車体の汚れを落とします。
塗装面を手で触ってみて、ざらざらしていたら汚れが付着しており、鉄粉も付着しているかもしれません。
車体に汚れが付いたままコーティング除去を行うと、汚れが塗装や車体を傷める原因になるので、洗車しておきます。

 

通常のときと同じように、カーシャンプーを使っての洗車で構いません。
鉄粉が付着しているならば、鉄粉除去剤を使って除去してください。

 

洗車が終わった後は、よくすすぎを行い、車体に洗剤の成分が残らないようにします。

ケミカルで除去する

ケミカルでガラスコーティングを除去するには、酸性のケミカルを使います。
ちなみに、樹脂硬化系のコーティング除去には、アルカリ性のケミカルを使用します。
コーティングの種類で適したケミカルがあるので、ガラスコーティング除去用のケミカルを探してください。

 

ケミカルを使ってガラスコーティングを除去するときには、ウエスやタオルなどを用意します。
ウエスやタオルを使って、ケミカル剤をコーティング面に塗っていきます。
コーティングを溶かすぐらい強い薬剤なので、ゴム手袋を履いてからコーティング除去を行った方が良いでしょう。

 

ケミカルを塗った後は、乾いたウエスやタオルで拭き上げます。
何度か塗り込みと拭き上げを行えば、ガラスコーティング除去は完了します。

 

除去できたかどうか確かめるならば、車体に水を拭きかけてください。
車体表面で撥水しないようであれば、ガラスコーティングが除去できています。

コンパウンドで除去する

ガラスコーティングは、コンパウンドで磨いても除去できます。
スポンジにコンパウンドをつけて、コーティング部分を磨いていきます。
コーティング皮膜は薄いので、コンパウンドで磨くときは、あまり力を入れなくてもコーティング除去できるでしょう。

 

使用するコンパウンドは、濃色用の仕上げコンパウンドを使います。
カー用品店で売っているので、自分で使いやすそうだと思う製品を探してください。
コンパウンドとスポンジがセットの製品もあります。

 

磨くときは、コンパウンドをコーティング面に少しつけてから、スポンジで磨きます。
力を入れすぎないようにして、同じ場所ばかりを磨かないことがコツです。
特に、車体の角はコーティングと塗装が薄いので、強く磨くと塗装まで剥がれてしまいます。
他の部分も強く磨くと、塗装を傷めるので注意してください。

 

基本は20cm四方ぐらいの狭い範囲を磨きます。
磨いていき艶が出て、水をかけて撥水しなければコーティングが取れています。

 

ただし親水性のコーティングは、水をかけても弾かないので、素人がコーティング除去できたか確認するのは難しいです。

専門店に除去を依頼する

コーティングは薄いので、下手に除去すると塗装まで除去してしまいます。
自分での除去が難しいと思うならば、プロの業者にコーティング除去を依頼します。
プロの業者なら失敗なくコーティング除去を行うので間違いないです。

 

コーティング除去をしてもらうならば、再コーティングも依頼すると良いでしょう。
コーティングするときも、プロの業者ならばムラなく失敗なく行ってくれます。

 

まとめ

コーティングは、ケミカルやコンパウンドを除去できます。
薄い皮膜になっているので、コーティング除去するときには、塗装まで除去しないように注意します。
コーティングを剥がせば、再コーティングも可能です。

 

自分でコーティング除去が難しいと思う方は、プロの業者に除去を依頼してください。

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