更新日:2021年01月8日
車を運転していると、車内にホコリが溜まったと感じることがありますよね。
車内には、空気中の浮遊物、花粉、PM2.5などと目に見えないゴミやホコリが溜まります。
車を使用する頻度が高いほどホコリは溜まりやすく、定期的に掃除をして車内をきれいにする必要があります。
この記事では、車に溜まるホコリの原因と取り方をご紹介します。
目次
車内にホコリが発生する原因
小さな繊維や乾いた土、花粉などが混ざったのがホコリです。
軽いので空気中を漂い、自然と車内に入ってきます。
漂うホコリは、車内の静電気によって、シートやハンドル、ダッシュボードなどに付着し自然と溜まっていきます。
溜まったホコリが目に見えるぐらいになると、汚れていると感じるのです。
静電気は摩擦により発生します。
人が乗り降りするとき、シートの上で動くとき、ハンドルを握るときなどに摩擦は発生し、その摩擦に引きつけられて、車内の各部分にホコリが付着します。
車内で静電気が発生しやすい場所ほど、ホコリは溜まりやすいです。
例えば、シートやフロアマットなど、人がよく使用し密着する場所ほど、静電気は発生します。
車を運転していけば、車内で静電気は発生するので、ホコリが溜まらないように予防するのは難しいです。
ホコリで車内が汚れたら、その都度掃除してきれいにしましょう。
アイテム別の車のホコリの取り方
車のホコリ取り用のアイテムが何種類もあります。
誰でも簡単に使えますし、アイテム別にホコリ取りに適した使う場所がありますので、紹介していきましょう。
シート
ホコリと汚れを一緒に取ることのできるアイテムです。
1枚の布のようになっており、拭きながらホコリと汚れを取り除きます。
艶出し効果があれば、掃除のついでに車内をピカピカに輝かせられます。
ダッシュボードやハンドルなど、つるつるして凹凸のない場所を掃除するのに適したアイテムです。
掃除に使ったらそのまま捨てられるため、使用後はそのままゴミ箱に捨てれば良く、手間がかかりません。
1つ常備しておけば、車内で汚れが気になった部分をすぐに拭いて掃除できます。
モップ
手軽にホコリを取り除けるアイテムです。
ホコリの溜まっている場所をモップでなぞるだけで、ホコリがなくなりきれいになります。
手軽に使えるので、ドライブ中や出勤中などの運転時でも、気になった場所をさっとなぞって掃除できます。
柄がついているタイプなら、掃除しても届きにくいような、ダッシュボードの奥なども手軽に掃除できます。
モップ部分を取り替えて使えるタイプもあります。
ジェル・スライム
モップでも取れないような、細かい部分のホコリを掃除するのに適したアイテムです。
シフト回りの溝や、エアコン操作ダイヤル部分のギザギザ、エアコン吹き出し口、スピーカーのメッシュ部分などと、爪楊枝を使わないと汚れが取れない部分で使えます。
掃除方法は、ジェルやスライムを掃除した部分に押しつけてから剥がすだけです。
手軽に細かい部分のホコリを取れます。
ハンディ掃除機
ハンディクリーナーとも呼ばれている掃除機です。
手に持って掃除できるサイズの小型の掃除機であり、コードレスなので車内でもコードが邪魔になりません。
ダッシュボード、シート、フロアマットなどとハンディ掃除機1つで掃除できます。
ホコリ以外にも、車内の食べこぼしやゴミなども吸い取って掃除できるので便利です。
静電気対策もしておこう
車内に静電気が発生するとホコリが引き寄せられて吸い付き、汚れていきます。
掃除したとしても、静電気が多いとすぐに車内にホコリが溜まります。
掃除した後は、静電気除去スプレーを吹きかけておきます。
使用後数ヶ月は静電気を抑える効果を発揮し、ホコリがつきにくくしてくれます。
特に静電気の発生しやすい冬場は、掃除した後は吹きかけておいた方が良いでしょう。
静電気は洗車したときにも発生します。
洗車後に拭き上げするときに使うクロスが、車との摩擦を起こし、車体が静電気を帯びていきます。
車が帯電しにくい状態にするには、洗車前に地面に十分に水を撒いておきます。
洗車で帯電した車の静電気は、地面を通って抜けていきます。
まとめ
車は使用するとホコリが溜まってき、ダッシュボードやシートなどの見える部分から、エアコンの吹き出し口など見えにくい部分まで汚れます。
いろいろなホコリ掃除のアイテムがあるので、使いやすいタイプを使って掃除してください。
掃除した後は帯電しないように、静電気除去スプレーを忘れずに使うのがおすすめです。
車を掃除してもすぐにホコリが溜まるような場合や、掃除する時間がないという方は、プロに車内の掃除を依頼するのがおすすめです。
プロに掃除を依頼すれば隅々まできれいにしてくれて、自分で掃除しなくとも車内がきれいになります。
洗車やカーコーティングの依頼と一緒に車内の掃除を依頼しても良いでしょう。