更新日:2020年12月24日
車を買う時に、車種は決まったもののボディの色で悩むことはありませんか。
現在の車では、単色以外にも、パールや他の色を少し混ぜたような色もあり、様々なボディカラーがあります。
今回は、人気のカラーや、目的ごとのカラーの選び方を紹介します。
目次
日本で人気のボディカラー
世界有数のペイントメーカーのアクサルタコーティングシステムが発表する自動車人気色調査報告書の2016年度版では、日本で人気のボディカラーは以下の通りです。
・1位 : ホワイト
・2位 : ブラック
・3位 : シルバー
・4位 : ブルー
・5位 : レッド
・6位 : 他のカラー
・7位 : ブラウン
・8位 : グレー
・9位 : イエロー、グリーン
6位の他のカラーとは、ランキングに乗っていないカラーです。
昔から国産車は、ホワイト、ブラックが定番の人気カラーであり、シルバーも人気があります。
ボディカラーごとの特徴
ボディカラーは単純に好きな色を選ぶというのもありですが、色によって特徴がありますので、チェックしてみてください。
・シルバーやグレー
傷が目立ちにくく、汚れも目立ちにくいです。
シルバーは光を受けると反射するので、夜間の視認性が高く、他のボディカラーよりも事故に遭いにくいです。
・ブラック
車の見た目を引き締めて、高級感を出す色です。
その反面汚れや傷が目立ちやすく、こまめな洗車が必要です。
洗車時の洗剤の残りも、水垢となって目立ちます。
細かい線傷でも目立ちやすく、黄砂が降り注ぐと、車体が白っぽくなります。
ボディカラーの中では、人気のある色なので、売値が高くなりやすいです。
・ホワイト
国内でも海外でも人気のある色であり、もっとも生産量の多い色です。
汚れが目立ちやすい色ですが、ブラックよりも白っぽい汚れは目立ちません。
膨張色であるホワイトは、車体を大きく見せる効果があります。
ホワイトも人気のある色なので、売値が高くなりやすいです。
・レッド
フェラーリのイメージカラーであり、高級感があります。
マツダでは、ソウルレッドというカラー名になっており、特別な色です。
傷が目立ちやすく、紫外線によって変色しやすいです。
・ブルー
インプレッサのイメージカラーであり、特定の車種で人気がある色ですが、全体的に見ると人気は低めです。
傷は若干目立ちやすく、実際の位置より遠くに見せる効果があるので、ブルーは事故率が高いとも言われています。
マイカ、パール、メタリック
最近の車のボディカラーは、ブラックマイカやホワイトパール、シルバーメタリックなどのカラー名があります。
これらは単色であるソリッドカラーとは、違う成分を配合し、色に深みを持たせています。
マイカとパールはどちらも同じ成分を配合したボディカラーです。
石の雲母片をソリッドカラーに混ぜており、雲母を配合したボディカラーは、光を浴びるときらきら輝きます。
メタリックは、アルミ片を混ぜています。
雲母とは違い、金属的な輝きを出すボディカラーであり、機械的な色味のあるボディカラーになります。
その他にも、最近はマツダの赤色である、ソウルレッドクリスタルメタリックのようなボディカラーもあります。
これは、何層にも重ね塗りして、より深みのある赤にしたボディカラーです。
ちなみに、このようなソリッドカラーに何かを混ぜた色や、何層にも重ね塗りした色は、車体を傷つけて、再塗装する時は手間がかかります。
同じ色合いを出すのが難しく、手間がかかるので、ソリッドカラーよりも塗装料金は高いです。
目的別のボディカラー
続いて、目的別にボディカラーを選ぶ場合のポイントをまとめましょう。
・傷が目立ちにくい車がいい
先に紹介したとおり、シルバー系やホワイト系は、傷が目立ちにくいです。
細い線傷がついたような場合も、傷はそれほど目立たず、気にならなければ再塗装は必要ないでしょう。
逆にブラック系のカラーは、傷が目立ちます。
・存在感のある車にしたい
オレンジやピンク、レッド、グリーンなど、ボディカラーとして選択する人が少ない色は、目立ちやすいです。
個性のあるカラーと言えるでしょう。
昼間に目立ちやすいボディカラーは、夜でも目立ちやすく、事故を起こしにくいという特徴があります。
・高く売れる車にしたい
人気のあるボディカラーは、中古市場で需要があるので、査定でプラスになり、買取価格が高くなりやすいです。
ボディカラーの中で人気のある色は、ホワイト系とブラック系です。
どちらも買取価格アップが期待できます。
この2つの色は、ソリッド系よりもパールやメタリックなどの色の方が高値になりやすいです。
まとめ
車のボディカラーは、様々な色があります。
その車種で設定されているボディカラーの中から、自分の好きな色を選べます。
色ごとに特徴や効果も異なるので、好みだけでなく購入後のお手入れ、売却時のことも考えて決めたいですね。
どのボディカラーの車でも、走らせていけば、汚れや傷がつきます。
汚れや傷が目立ちにくい色や目立ちやすい色がありますが、車を汚れにくくして傷つきにくくするならば、カーコーティングがおすすめです。
コーティングによって、塗装面を皮膜で覆うので、塗装を長持ちさせます。
汚れが車についても、軽い汚れなら水洗いだけで落ちます。
紫外線を吸収するコーティングならば、塗装の色褪を防ぐこともできますよ
車を汚れや傷から守り、塗装の色褪せを防ぐにんは、プロによるカーコーティングがおすすめです。
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