更新日:2020年11月30日
車のボディカラーの中でも白色は人気がありますが、白い車は汚れが目立ちやすいです。
特に黒い汚れは、白い車体の上では目立ちやすく、気になる汚れです。
白い車についた汚れを落とすには、洗車するしかありません。
なぜ黒い汚れは付着するのか、そしてどのように落とせばいいのか解説します。
目次
黒い汚れが白い車に付着する原因
車にはいろいろな汚れが付着し、白い車だと汚れが目立ちます。
汚れの種類は埃や水垢、油などであり、白い車は小さな汚れでも目につきやすいです。
洗車しないと白い車が薄汚れた見た目になります。
白い車に付着している水が流れたような跡の黒い汚れは、水垢です。
雨が降り車体に水滴がつくと、水滴に埃や油汚れが混ざり黒い汚れになります。
洗車した後に、洗剤の成分が車体に残っていると、雨や汚れが混じり黒く垂れた汚れが発生します。
車体の下部にも黒い汚れがつくことがあり、これはピッチタールというアスファルトの成分が車体下部に付着しできあがります。
白い車にできた黒い汚れの落とし方
黒い汚れは、水垢やピッチタールがあり、それぞれで落とし方があります。
洗車で落ちないような汚れは、専門の方法で落とします。
車の水垢を落とす方法
水垢は水性と油性があります。
どちらも発生して時間が経っていないならば、水洗いで落とせます。
水垢ができて時間が経っているならば、カーシャンプーを使って洗えば水垢を取り除けます。
裏技としては、台所用洗剤を使う方法も。
油汚れを落とすために作られた台所用洗剤は、油汚れを落としやすいので、水垢除去にも使えます。
洗車するときは、バケツに台所用洗剤を入れて水で10倍程度に薄めて、泡立ててから使用します。
泡立ちが良く、研磨剤が含まれていないので、車の洗車に使っても塗装を傷めることがありません。
台所用洗剤を使った後にすすぐときは、泡切れが悪いために、すすぎを十分に行わないと洗剤の成分が車のボディに残ります。
洗剤成分が残ったままにすると、新しい水垢を作るので、すすぎを十分に行ってください。
ゴムに洗剤の成分が残ると、ゴムを劣化させます。
ボディパネルの隙間やミラー、ワイパー部分などに洗剤成分が残りやすいので、よくすすぎます。
コンパウンド入りのカーシャンプーで水垢部分を磨いても、水垢は落ちますが、擦りすぎると塗装を傷めます。
どうしても水垢が落ちないとき、コンパウンド入りのカーシャンプーを使うのが良いでしょう。
固着してカーシャンプーや台所用洗剤では落ちなくなった水垢は、専用のクリーナーを使って洗うと落ちます。
ピッチタールを落とす方法
ピッチタールは、足回りや車体下部など、車のボディでアスファルトに近い部分に発生します。
カーシャンプーを使っても、台所用洗剤を使ってもピッチタールは落ちません。
アスファルトの破片などが車体に付着してできたのがピッチタールであり、白い車だと焦げ茶色の点々のような汚れができます。
鉄粉と違い塗装に食い込んでいるわけではないので、ピッチタールを溶かして落とせば、塗装には影響を与えません。
ピッチタールを落とすならば、専用のクリーナーを使います。
洗車後にピッチタールの気になる部分に、専用クリーナーをスプレーします。
その後はタオルやウエスで拭き取るだけで、ピッチタールのついた部分が綺麗になります。
ピッチタールを拭き取った後には、すすぐ必要はありません。
専用スプレーによっては、ピッチタールを落とすのみならず、汚れが再度付着するのを防止する効果もあります。
白いホイールも黒い汚れが目立ちやすい
ボディのみならず、ホイールも汚れがつきやすいです。
地面に近い部分にあるパーツなので、水垢や油汚れ、ピッチタールなどの汚れが発生します。
車体の汚れが垂れてホイールに付着して、汚れができる場合もあります。
ホイールにできた黒い汚れも、ボディの黒い汚れと落とし方は同じです。
カーシャンプーや台所用洗剤、専用のクリーナーを使って洗います。
ボディと一緒にホイールも洗えば、別々に洗うよりも手間が省けて楽です。
両方一緒に洗うときは、ホイールを先に洗い、その後にボディを洗います。
ボディを洗うと、ホイールを洗うときに汚れが跳ねてボディに付着し、ボディは再度洗わないとならず二度手間です。
カーコーティングで白い車を汚れにくくする
車に汚れが付着すれば洗車しないと綺麗にはならず、定期的に洗車するのは手間がかかります。
水垢やピッチタールは落ちにくい汚れであり、白い車につけば目立ちます。
車に汚れがつきにくくなれば、洗車の頻度が少なくなり、車のボディについた汚れは落としやすくなり楽ですよね。
そんな場合は、カーコーティングがおすすめです。
車のボディを皮膜が覆い撥水性を持たせるために、汚れがつきにくくなるのです。
水垢やピッチタールも付着しにくくなるので、洗車が楽になります。
カーコーティングするならば、プロの業者にコーティングを依頼してください。
コーティング効果が長く続く、ガラスコーティングがおすすめです。
まとめ
白い車は黒い汚れが付着すると目立ちます。
付着する汚れの中でも、水垢やピッチタールは落としにくい汚れです。
水垢は台所用洗剤や専用クリーナーを使うと綺麗にでき、ピッチタールは専用クリーナーで落とします。
カーコーティングを行うと車のボディに汚れがつきにくくなり、洗車が楽になりますよ。