更新日:2020年10月29日
目次
新車を購入するとなれば、後は納車を待つだけであり、車が来るのが待ち遠しいものです。
しかし「車が到着したら、嬉しくてそのまますぐ運転する」のは要注意。
まずはチェックする部分があります。
また、新車を長く綺麗に保つために行っておいた方が良いこともあります。
新車納車時のチェックポイントと、行った方が良いことをお伝えします。
傷と不具合をチェックする
新車の納車方法は、ディーラーが自宅に車を持ってきてくれる方法と、自分でディーラーに出向き車を受け取る方法の2つです。
どちらの方法でも、まずは車の状態をチェックします。
新車の外装の傷をチェック
新車でも完璧な状態ではなく、外装に傷が付いているケースがあります。
ディーラーは丁寧に車を扱うので、傷が付く可能性は少ないですが、飛び石で傷が付く場合があります。
乗る前には、外装の傷のチェックを行ってください。
納車前にはディーラーで傷がないかチェックし、傷が見つかれば直しておきますが、それでも見落とした傷があるかもしれません。
納車時に傷を見つけたならば、ディーラーに言うと対応してくれます。
タイヤ、シールドのゴム、バンパー、ミラーもくまなくチェックしておきます。
オプションの不具合を確かめる
新車注文時には、オプションを追加する人もいます。
オプションの中でも、ディーラーオプションは、車にディーラーがオプションを取り付けるので、後付オプションとも言われています。
外装の傷をチェックした後は、オプションの不具合を確認してください。
注文したオプションが取り付けられているか、動作不具合がないか見ていきます。
ドライブレコーダーならば、緩みや配線が綺麗にまとまっているかなども確認します。
エアロパーツは、ディーラーで付けると両面テープで固定します。
粘着力の強力なテープを使いますが、急いで取り付けるエアロが走行中に取れることがあります。
丁寧に取り付ければ、揺らしてみてもエアロが外れることはありません。
新車だからと言って遠慮せずに、車を大きく上下に揺らして、エアロがぐらつかないか確認してください。
オプションの不具合が見つかれば、ディーラーと一緒に確認します。
納車時ならば、保証対象外の部分であっても、傷や不具合はディーラーで対処してくれます。
納車後の慣らし運転は必要?
新車は慣らし運転を行い、金属パーツやネジ、エンジンなどを慣らしていき故障を防ぎます。
1,000kmまでは、エンジンの回転数を3,000回転以内にして走るのが慣らし運転です。
慣らし運転により、エンジンのバリが取れ、金属パーツやネジが車体に馴染み、故障が発生しにくくなります。
しかし現在の国産車は、慣らし運転は必要ありません。
それだけ工業製品として車の精度が高くなったので、慣らす必要がないのです。
ただし、輸入車やスポーツカーは慣らし運転が必要です。
それらの車の中には、取扱説明書に「何kmまでエンジンの回転数は何千回転以下で走ってください」と説明書きがある車もあります。
どのような車でも、大切に乗ろうと思うならば、慣らし運転は行った方が良いでしょう。
新車にカーコーティングを行う
新車は、上塗り、中塗り、下塗りという3層の塗装の上に、クリアー層という塗装部分があります。
上塗りが車の色を決める塗装であり、クリアー層が上塗り塗装を守る部分です。
新車は走らせていくと、車体は紫外線を浴びて、クリアー層が劣化していき、さらに紫外線を浴びると上塗り層も劣化していきます。
そのままにすると、車が色褪せていき、安っぽい見た目の車になります。
その他にも、鉄粉、鳥の糞、雨による水垢、花粉もクリアー層を劣化させる原因です。
錆になることもあり、錆びれば塗装を傷つけ劣化させます。
カーコーティングで塗装の劣化を防ぐ
新車の塗装が劣化するのを防ぐには、こまめに洗車することが大切ですが、カーコーティングすることで塗装に汚れがつきにくくなり、劣化を防ぎます。
コーティングによって、塗装の上に皮膜を作り、皮膜によって塗装が紫外線や鉄粉などでダメージを受けるのを防ぎます。
カーコーティングはDIYでも行えますが、プロの業者に依頼するのがおすすめです。
DIYで行うと、コーティングにムラができる恐れがあり、ムラがあるとコーティングの性能が十分に発揮されません。
プロの業者ならば、ムラなくコーティングしてくれるので失敗することがありません。
DIYでコーティングするよりも、プロの業者がコーティングした方が、コーティング効果が長く続きます。
コーティングすれば、塗装の劣化を防ぐばかりではなく、ボディに汚れがつきにくくなるので、洗車が楽です。
軽い汚れ程度ならば、水洗いだけで落ちます。
さらには、コーティングによって、飛び石や砂利がぶつかっても傷が付きにくくなります。
カーコーティングは新車にとってメリットが多いです。
まとめ
新車でも、外装に傷が付いていることがあり、オプションの不具合もあるかもしれません。
納車した時には、ディーラーと一緒に外装の傷や取り付けたオプションの不具合をチェックします。
納車時の傷や不具合ならば、ディーラーが対応してくれます。
新車を長く綺麗な状態を保つならばカーコーティングするのがおすすめであり、プロの業者にコーティングを依頼してください。
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