更新日:2020年08月3日
車に乗っていると、いつの間にかボディに傷ができていることがあると思います。
車の傷はプロに依頼するのがベストですが、とりあえず応急処置して対処したい場合もあるでしょう。
今回は車の傷の応急処置についてご紹介します。
車に傷がついたら応急処置を
車にはカラー塗装の上にクリアー塗装が施されてています。
クリアー塗装によって、カラー塗装がはがれにくくなっているのです。
ところが、どこかに車体をこすって傷を付けてしまうと、簡単にカラー塗装がはがれてしまいます。
すぐにプロに修理してもらうことができれば良いですが、そうはいかないこともあるでしょう。
そのため修理まで、応急処置をしておくことも必要です。
応急処置の必要があるのかという点についてですが、そのままにしておくと、傷部分から露出した金属がサビやすくなります。
車は、塗装によって金属の腐食も守っているのです。
そのため、サビをそのまま放置していると、徐々にサビが広がってしまいますし、金属の内側にまでサビが進行する可能性もあります。
車の傷の応急処置の方法
車に傷が付いてしまった際の応急処置ですが、カラー塗装スプレーなどが一般的です。
あるいは、ペンタイプのカラー塗装剤も販売されています。
ただしホワイト色だけを取り上げてみても、車種や年式等によって微妙な色の違いがあります。
そのため、自分が乗っている車の車種や年式などを、車検証で詳しく調べてから購入するのがベストです。
適当に選んで購入しようものならば、再塗装をした部分と元の塗装部分との違いが目立ってしまうことさえあります。
その点は、すぐに応急処置が必要とはいっても慎重にすべきです。
車の傷の凹凸が激しい場合は?
車に傷が付いた際は、金属がサビないように、カラー塗装スプレー等による早急な応急処置が必要です。
しかし、車を何かにぶつけて傷が付いた場合、凹凸が激しいケースもよくあります。
そんな時には、カー用品店にある車用のパテでへこんだ部分を埋める作業が必要です。
そうすることで、凹凸部分が無くなり、カラー塗装スプレーできれいに仕上げることができます。
車の傷の応急処置で見栄え気になるならプロに依頼を
車の傷は、カラー塗装スプレーやペンタイプのカラー塗装で応急処置は可能です。
しかし慣れていないと、きれいに直せない可能性もあります。
いかにも「傷の上からスプレーをしました」という状態では恥ずかしいですよね。
高級車に乗っている方ならなおさらです。
その場合、最初からプロの業者に修理をお願いするようにしましょう。
そして、今後は傷が付きにくくなるように、コーティングをしておくことをお勧めします。
カーコーティングをするメリットは?
カーコーティングをすると、どこかにこすった際に傷が付かなくなるというワケではありません。
その代わり、塗装膜がさらにコーティング剤で守られるので、車の塗装自体がはがれにくくなります。
中でもガラスコーティングは、洗車後のワックスがけが一切不要になるくらい、コーディング力があります。
ガラスコーティングは、無機質のガラスで車全体が覆われるようなイメージです。
洗車やワックスがけの後、ウエスで乾拭きする際に、細かい傷が付きにくくなります。
このウエスの傷ですが、白色やグレーの車なら目立ちません。
ところが、黒色や紺色・赤色といった車だとよく目立つのです。
そんなウエスの傷も、ガラスコーティングをすると防ぐことができます。
まとめ
車に付きやすい傷やその応急処置について紹介しました。
車の傷の応急処置をする際には、車種や年式によって同じ色でも微妙な違いがあるので注意が必要ですね。
きれいに仕上げたい場合は慎重に行いましょう。
応急処置で失敗したくない場合は、最初からプロに修理を依頼することをお勧めします。
また、傷が付くのを防ぎたい場合は、ガラスコーティングがお勧めです。
修理と合わせて、コーティングも検討されてはいかがでしょうか。