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カーフィルムを車に施工する方法!プロとセルフの違いは?

更新日:2020年02月14日

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紫外線カットやプライバシー保護などの役割があるのが、カーフィルムです。

プロの業者にお願いして施工してもらうことも、自分で貼ることもできます。綺麗に貼るにはコツと技術が必要であり、不慣れな人が貼ると気泡やシワができることもあります。

 

カーフィルムを施工するときに、綺麗に貼り付けるにはどのようにすればいいのでしょうか?

 

カーフィルムの種類

カーフィルムは車のガラス面であれば、どこにでも貼り付けられます。フロントガラスやリアガラスの他に、サンルーフにも貼ることは可能です。

 

ただし、車検ではフロントガラスは可視光線の透過率が70%以上でないとならないので、スモークのカーフィルムをフロントガラスに貼ることはできません。

 

販売されているカーフィルムの種類は、以下の通りです。

・断熱タイプ
・UVカットタイプ
・スモークタイプ

 

透明なカーフィルムと、黒っぽいスモークタイプのカーフィルムがあります。

透明なカーフィルムは、断熱タイプとUVカットタイプの2つがあり、現在主流ではないですが、ブラウンカラーのフィルムも売られています。

 

カーフィルムを貼るメリット

車の窓ガラスにカーフィルムを貼れば、以下のようなメリットが生まれます。

・車内の快適性アップ
・プライバシー保護
・ガラス飛散防止

 

ガラスの断熱性をアップし、UVカット性能を向上させれば、車内で快適に過ごせます。寒冷地方や日差しの強い地方の方ほど、このような環境性能アップのメリットを得られるでしょう。

 

スモーク系のフィルムをガラスに貼れば、車内のプライバシーを高められます。このようなスモーク系フィルムは、後部ドアの窓ガラスや、リアガラスに貼っている人が多いです。

 

車のガラスは強化ガラスになっていることが多く、破損すると細かい破片になります。
カーフィルムを貼っておくことで、細かい破片が飛散し体に突き刺さるのを防止します。

 

カーフィルムの貼り方

カーフィルムを車のガラスに貼るときは、最初に以下の道具を用意してください。

・霧吹き
・ゴムベラ
・ヘラ
・カッター
・養生テープ
・食器洗い洗剤
・キッチンペーパー
・ウエス

 

フィルムは接着剤ではなく、水によって貼り付けるタイプが主流です。霧吹きに水を入れて、その中に食器洗い洗剤を20滴ぐらい入れて石けん水を作ってください。この石けん水をガラスに拭きかけてから、カーフィルムを貼り付けます。

フィルムを窓ガラスの大きさにカットする

カーフィルムを、カッターを使って車のガラスの大きさに切り分けます。フィルムを直接ガラスに押しつけて大きさを決めるよりも、障子紙などを使ってガラスの大きさに切り取って型取りし、その障子紙の型を元にフィルムを切り取ると、上手くいきやすいです。

 

余白を5mm~10mmぐらい残して切り分けるのがポイントです。
ガラスよりも小さい大きさにフィルムを切ってしまうと、ガラスの一部にフィルムが貼っていない部分ができてしまいます。

窓を綺麗に拭く

ガラスにゴミがついていると、カーフィルムが上手く貼れません。霧吹きを使ってガラス全体を濡らして、ウエスで綺麗に拭き取ります。

 

再度霧吹きでガラス全体を濡らして、最後はゴムベラをワイパーのようにして滑らせて、ガラス面のゴミを綺麗に取り除きます。

窓にスプレーして吹き付けてカーフィルムを貼る

フィルムにゴミをつけないために、貼る前には、手を洗っておくと無難です。フィルムを貼る前には、霧吹きでガラス全体をスプレーして、十分に濡らしておきます。

 

カーフィルムは、透明なシートを貼って保護してあることが多いので、透明シートを剥がします。すぐにカーフィルムも霧吹きでスプレーして、ガラスに貼り付けます。

 

フィルムの位置を調節しながら貼り付けていき、動かしにくいときは、霧吹きでたっぷりとフィルムにスプレーしてください。

 

貼り付けた後に気泡ができたときは、ヘラを使って気泡を押し出して取り除きます。
最後に、ガラスからはみ出た部分のカーフィルムをカッターで切り取って、施工完了です。

 

プロに施工を依頼すると綺麗に貼ってくれる

カーフィルムを上手く貼ることができない、綺麗に貼る自信がないという方は、プロの業者に施工を依頼するのがおすすめです。素人が貼り付けるのとは違い、シワも気泡もなく、綺麗に貼ってくれます。

 

リアガラスなどは、大きなフィルムを貼り付けるために、より高い技術が求められます。

素人だと折り目やシワを作ることが多い

素人はカーフィルムを貼るのに慣れておらず、技術もないことが多いので、フィルムにシワや折り目をつけてしまうことがあります。小さいシワ程度なら遠くから見れば目立ちませんが、折り目をつけてしまうと、フィルムがガラスに貼り付かないかもしれません。

 

特に素人がフィルムを貼ったときの失敗として多いのは、気泡です。貼ったフィルムに気泡ができると、でこぼこしたシート面になるので、見た目が悪いです。

プロは専用の道具を使い綺麗に貼り付ける

カーフィルムの施工において、プロが素人と違うのは、カッティングと貼り付けの部分です。車のガラスの形状にあわせてフィルムをカッティングしないと、綺麗に貼り付きません。業者によっては、車のガラス形状のデータに基づき、フィルムをカットする機械を使います。

 

貼り付けでは、貼る前のガラスクリーニングを徹底して行い、その後ドライヤーのようなヒートガンを使い、ガラスの曲面にそってカーフィルムを貼り付けてくれます。

 

最後にヘラを使ってフィルムについた余分な水分や、気泡を取り除き、施工完了です。

プロの業者の施工時間と施工料金

業者にカーフィルム貼り付けを依頼したときの施工時間は、3時間~4時間です。お店に車を持ち込んで施工してもらいますが、一部の業者では出張での施工も行っています。

 

料金は、施工費用とカーフィルムの代金をあわせて、軽自動車で2万円前後、セダンで3万円~4万円、ワンボックスやハイエースなどの大型車で5万円前後です。どのガラスにカーフィルムを貼り付けるかでも、料金は変わります。

 

まとめ

カーフィルムは、慣れない方が貼ると、シワや気泡ができて汚い見た目になります。初めてカーフィルムを貼るときは、時間をかけて慎重に行った方が良いでしょう。

 

フィルムは一度シワや折り目ができると直せないので、貼るのに自信がない方はプロの業者に依頼してください。業者にお願いするとお金がかかりますが、シワも気泡もなく綺麗にカーフィルムを貼ってくれます。

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