更新日:2019年12月30日
皆さんは、どれくらいの頻度で愛車の洗車をおこなっていますか?洗車が車の寿命を左右すると言うとオーバーかもしれませんが、きちんとメンテナンスをおこなうことは長持ちに繋がります。
実際のところ、洗車の頻度はどれくらいが理想的なのでしょうか。ボディカラーや車の保管状況などによっても違いがあるため、ここで詳しく説明していきます。
洗車の頻度はどれくらい?黒い車と白い車では必要な回数が違う!?
汚れを落とすためにおこなう洗車ですが、頻度が多すぎると車に傷が付く原因になりかねません。
洗車の頻度は人それぞれだと思いますが、実際のところ、洗車の頻度はケースバイケースなんです。
洗車の頻度は1ヵ月に1~2回が理想的
愛車がキレイになるのが楽しいからといって、毎週のように車を洗ってはいませんか?たとえ柔らかいスポンジやタオルを使ったとしても、細かなキズは避けられません。また、カーシャンプーには汚れを落とすためのコンパウンドが含まれているものもあり、塗装の剥がれを招くリスクも考えられます。
このことから、ボディのキズは洗車時にできることが多く、洗車のしすぎはかえって車の寿命を短くする可能性があるのです。ですから、基本的には洗車の頻度は1ヵ月に1~2回程度が望ましいでしょう。
洗車の頻度を高めたいのは黒・白・赤の車
車のボディカラーには、汚れが目立ちやすい色と目立ちにくいものとがあります。黒の車はスタイリッシュさが人気ですが、ほかの色と比べると汚れが目立ちやすいのが欠点です。走行時に付く泥や砂などが白浮きしやすいため、1週間に1回の洗車が必要でしょう。
白い車も老若男女問わず人気ですが、黒に続いて汚れが目立ちやすく、特に水垢が付くとすぐに分かります。きれいな状態を保つためには、洗車の回数は2週間に1回程度を目安にしてください。
赤い車は汚れも目立ちやすいですが、紫外線の影響を受けやすい色でもあります。ボディの退色を防ぐためにも、洗車の頻度は2週間に1回、紫外線吸収剤が含まれるメンテナンス材を塗布するのもおススメです。
すぐに洗車したほうがいい場合もある
ボディの色によって理想的な洗車の頻度に違いがありますが、すぐに洗車したほうが良いケースもあります。例えば、悪天候の中を長時間走ったときや泥道を通ったときなどです。泥が固まってしまうと落とすのが難しくなるため、2~3日以内に洗車しましょう。
鳥のフンが付着したときは直ちに取り除くべきです。ほかにも、花粉や黄砂の飛散時期は雨が降ったあと、海沿いや融雪剤の撒かれた雪道を走行したときも出来るだけ早めに洗車するようにしましょう。
新車の洗車はいつからOK?ガラスコーティングで頻度は減らせる?
新車が納車されたあと「すぐに洗車をしないほうが良い」という話を聞いたことがあるかもしれません。
大切な新車はいつから洗車すればよいのか、洗車の頻度を抑えるにはどうすればよいかをご説明します。
新車の洗車は汚れたときでOK
「新車は塗装したばかりだから、納車から2~3週間は洗わないほうが良い」という説もありますが、実際は汚れが目立ってきたタイミングで問題ありません。
というのも、納車までに組み立てや検査などの工程を踏むため、塗装したてのものがすぐ手元に渡るわけではないからです。ただし、洗車の頻度は車の保管状況でも変わります。屋根のついたガレージに置かれた車は、雨風に晒されることがないため洗車の頻度は低くなります。
しかし、カーポートや屋外駐車場に停められた車は、ガレージに比べて雨風や砂、埃などの影響を受けやすいため、洗車の頻度は高くなるでしょう。
新車の洗車頻度を抑えるならシルバーがおすすめ
新車を購入するとき、洗車の頻度をなるべく抑えたいのであれば、車のボディカラーで選ぶのがおすすめ。
もっとも汚れが目立ちにくいのがシルバーの車です。
車の保管状況によっても変わりますが、一般的には1ヵ月に1回程度の洗車で良いとされています。
ガラスコーティングした車は洗車が楽になる
新車は納車後すぐにガラスコーティングするのがベターです。ガラスコーティングをおこなうと、全く汚れが付かなくなるわけではありませんが、汚れが付きにくくなります。
万が一汚れが付着したとしても、コーティングしていない車のようにゴシゴシと擦る必要がなく、汚れが落ちやすい状態にはなります。なので洗車は楽になると言えますが、手間が減るわけではありません。
塗装の事を第一に考えた場合、洗車をしなくても大丈夫という間違った解釈をしてしまっていると
折角高いお金をかけて施工したコーティングの効果を逆に下げてしまうこともありますので、正しい洗車の仕方を覚えて丁寧な洗車を心掛けましょう。
まとめ
洗車の頻度は、黒がもっとも高く、次に白や赤が高くなります。一方洗車の頻度が低くても汚れが目立ちにくいのは、シルバーの車です。しかしながら、たとえ洗車の頻度が高くなっても、ボディカラーは好きな色にしたいという方も多いでしょう。
洗車による車の傷みを避けたい場合は、洗車自体をプロに任せる、若しくは正しい洗車方法をプロから教わるのがおすすめです。コーティングだけではなくその他のフォローもしてくれる施工店を選びましょうね。
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