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ヘッドライトコーティングで黄ばみもとれる?おすすめは?

更新日:2019年05月14日

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夜間の走行中、ヘッドライトの光量が足りず、前が見にくいと感じたことはないでしょうか?

 

それはヘッドライトが黄ばんでいることが原因かもしれません。
ヘッドライトはメンテナンスをしておかないと、時間の経過で黄ばんでしまうことがあります。
こうなると視界不良を引き起こします。

 

ではヘッドライトの黄ばみはコーティングでとることができるのでしょうか?

ヘッドライトが黄ばむ原因

ヘッドライトが黄ばんでしまう原因としては、紫外線やライトそのものの熱が挙げられます。

どちらもヘッドライトを劣化させる原因となり、長期間メンテナンスをせずに放置しておくと徐々に黄ばんでいきます。
対策としてあらかじめコーティングされているのですが、コーティングも時間の経過で劣化していきます。
3年から5年もすればコーティングで作られた被膜が剥げていき、黄ばみやすい状態になると言われています。
そのため定期的にコーティングをし直してあげることが大切です。

 

また、以前はヘッドライトというとガラス製だったのですが、近年ではポリカーボネートと呼ばれるプラスチックが素材として使われています。
ポリカーボネートは安価でコストを抑えるのに有効ですが、紫外線や熱に弱いという欠点も抱えています。
ヘッドライトがダメージを受けやすく、ガラス製のヘッドライトを使っていた時代よりさらにデリケートになったと言えるでしょう。

 

ヘッドライトの黄ばみを防ぐには、紫外線と熱対策が重要となります。
黄ばみを放置していると、最終的にはヘッドライトがひび割れてしまうこともあり、安全運転のためにも対策が必要です。

ヘッドライトの黄ばみはコーティングでとれるのか?

黄ばみ対策としてコーティングが有効なのは間違いありません。

ただ、コーティングすることで黄ばみがとれるというよりは、コーティングを施す過程で黄ばみがとれ、コーティングによって黄ばみにくくなるといった形です。

コーティングをする際にはまず研磨剤などを使って、ヘッドライトの黄ばみや汚れを落とします。
つまりコーティング剤そのものが黄ばみをとるのではなく、コーティングを施す作業の中でまずは黄ばみを研磨して落とすのです。

その後にコーティングを施せば、紫外線や熱からヘッドライトを保護できるようになり、結果的に黄ばみ対策になります。
そのためコーティングするにしても研磨しなければ黄ばみは十分にとれません。

 

古いコーティングを落とすためにも研磨は必須の作業なので、研磨なしでコーティングし直すことはまずありませんが、この点に注意しておきましょう。

ヘッドライトが黄ばんできたと感じたら、研磨剤でヘッドライトを研磨し、その後にコーティング剤を塗布していくのが有効です。

ヘッドライトに使えるコーティング剤のおすすめ

ヘッドライトに使えるコーティング剤はさまざまな種類があります。

カー用品店などでも多く販売されているのですが、どういったものを使うのが良いのでしょうか?

 

市販品の中では完全硬化型のコーティング剤などが代表的です。
文字通りコーティング剤が完全に硬化してくれるので、長期間に渡って効果が期待でき、コーティング剤が落ちにくいわけです。
定期的に何度もコーティングし直すのは面倒ですし、費用もかかります。

完全硬化型ならそのメンテナンスの回数を減らせるため、負担の軽減にもつながります。

 

市販されているヘッドライト用のコーティング剤の価格は、商品によっても違いますがおよそ2千円前後が相場です。

ヘッドライトにはガラスコーティングが最適

ヘッドライトにコーティングを施すなら、耐久性の高いガラスコーティングもおすすめです。

ガラスコーティングならすぐにコーティングが落ちてしまう心配もなく、しっかりとヘッドライトを保護してくれます。

 

ただし、市販のコーティング剤を購入して自分でコーティングする場合、作業が難しいという問題もあります。
マスキングをしたり、研磨したりと慣れない作業が続き、上手に作業を進めないと効果も薄まってしまいます。
特に研磨はヘッドライトを削ることになるので、余分なコーティングだけでなくヘッドライト本体を傷めてしまう危険もあります。

 

自分で作業するのは手間もかかりますし、ヘッドライトにガラスコーティングを施したい時はプロに任せるのが良いでしょう。

プロならしっかりとヘッドライトをコーティングしてくれます。

プロにお願いした場合のコーティング費用ですが、ヘッドライトの状態で大きく変わります。
まだ黄ばみがなく、劣化が少ない状態なら1万円~2万円くらいで施工してもらえることが多いでしょう。
逆に黄ばみがひどく、劣化が進んでいる状態だと研磨なども徹底的にやらねばならず、5万円ほどの費用が必要になるケースも出てきます。

 

かなり大きな差が出ますので、早め早めの対策を心がけましょう。

早めにプロにコーティングしてもらうことで、ヘッドライトの状態を保ちつつ費用も抑えられます。

まとめ

ヘッドライトは放置しておくと黄ばんでいき、視界不良の原因となります。
特に夜間の走行中は視界不良が起きると事故のリスクも高まりますので、普段からヘッドライトの状態には気を配りましょう。

 

もし黄ばんできているようであれば、コーティングし直すことでメンテナンスが可能です。
ヘッドライト用のコーティング剤は市販されているため、自分で作業することもできますが、難しい作業になります。

 

無理に自分でやろうとせず、プロにやってもらうのも良い方法です。
その場合は劣化が少ないほど費用も安くなるので、なるべく早めに施工してもらうようにしましょう。

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