更新日:2019年02月21日
車を購入する際にボディコーティングをすすめられることがあります。
しかし、ボディコーティングは高価なため、実際どうしようか迷うでしょう。
中古車であれば、新車のような輝きにしようと迷わずコーティングを施工するかもしれません。
では、実際新車へのボディコーティングは必要なのでしょうか?
ここでは、新車へのコーティングが必要かどうかを解説します。
新車にボディコーティングは必要か?
新車は傷ひとつなく、ピカピカに輝いているのに、さらにコーティングをする必要があるのか?と思いますよね。
高級車クラスになると、何層もの塗装の上にさらに仕上げとしてクリア塗装が施されている車もあり、コーティングなんてする意味がない!とまで感じませんか?
実際に最近の車は、塗装技術も材質も高品質になり、傷や汚れがつきにくくなっている傾向にあります。
そのため新車時にわざわざコーティングをする必要性があるのか?と問われると必ずしもした方がいいとは言い切れません。
新車へのボディコーティングの必要性とは?
しかし、通常に車を走らせているだけでも、大気中の汚染物質や、酸性雨、小石の跳ね返りなどにより塗装面に小傷やシミが発生します。
ボディコーティングは車体を薄い被膜で覆うような状態になるので、その膜によりこれらの傷や汚れもつきにくくなります。
新車でない車へコーティングをする場合、本体についた鉄粉などの汚れを落とし、傷や雨ジミなどいったんキレイに削り落としてからさらに表面を磨く作業が必要になります。
いったん傷がついてしまうと同じ工程が必要なため、その分工賃も上がります。
新車の段階でコーティングをすることにより、この工賃をより少なくすることができます。
また再施工の場合も、磨きの作業が少なく済むようになるため、費用を抑えることも可能でしょう。
このように長期的に見ると、新車時にコーティングする必要性は十分にあることがわかります。
新車へコーティングをするメリットとは?
最大のメリットとしては、効果の持続性の高さです。
ワックスは油膜が上に塗っているだけですが、コーティング剤は科学反応により塗装面にしっかりと吸着します。
そのため撥水や、光沢などの効果が長期間持続します。
そのほかにメリットとしては、汚れがついても水洗い程度で簡単に落とせるため大掛かりな洗車は必要ありません。
お手入れの楽さに加え、効果が持続するためワックスのように定期的に施工しなくてもいい点が人気の理由です。
ただ先にも説明した通り、傷がついたり汚れが定着してしまうと、落として磨くという作業が必要になりますので、新車のうちにコーティングを施すのがベストといえます。
まとめ
新車へコーティングをするかどうかは、個人の判断によりますが必要性があるということはわかりました。
「新車の輝きを保てる」プラス「傷がつきにくい」さらに、「お手入れも楽」になるのであればメリットがあるのではないでしょうか。
ディーラーや販売店でコーティングをすすめられることが多いと思いますが、施工の技術や仕上がりについては、よく調べてから依頼することをおすすめします。
アフターメンテナンスや、施工技術が高い専門店を選ぶ方法があるということも念頭に入れて、検討してくださいね!
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