更新日:2023年02月27日
車は自然と汚れてくるので、きれいに保つには定期的な洗車が必要です。
ただ洗車は行う頻度を上げればいいものではなく、洗車に適した日があります。
頻繁に車を洗うと、逆に塗装を傷めるかもしれません。
この記事でどのタイミングで洗車を行えばいいかご紹介しましょう。
目次
洗車のタイミング
車は走ると道路の汚れが付着し、雨の日は雨水がついて汚れます。
様々な要因で汚れますが、車が汚れる主な原因は以下の通りです。
・道路の泥や砂埃
・ピッチタールや鉄粉
・花粉や鳥の糞
このような汚れがつき車が汚くなったときには洗車した方が良いですが、洗車のし過ぎも塗装にダメージを与えます。
洗車に適した日や頻度があります。
風のない曇りの日が適している
洗車を行った後はすすぎしますが、素早く拭き上げしないと水滴が乾きシミができます。
晴れて直射日光が降り注ぐ中で洗車を行うと、カーシャンプーや水分が蒸発し塗装にシミができるおそれがあります。
そのために洗車を行うならば、曇りの日が適しています。
雨の日でも構いませんが、雨が降っている中では濡れるので曇りの日の方が洗車しやすいでしょう。
ただ雨の日は雨水が車を洗い流してくれるので、洗車後の拭き上げは簡単に行う程度で構いません。
風が強いと砂埃や花粉、黄砂が飛んでくるので、風のない日に行った方が洗車後に車が汚れる心配がないです。
寒すぎず暑すぎない時間帯の方が洗車しやすいでしょう。
夏だと午前中や夕方以降、冬だとお昼前後が適しています。
適した洗車頻度
毎日車を運転するならば、2週間に1回程度洗車してください。
週末だけなどとあまり運転しない方は月に1回程度で構いません。
またカーコーティングをしているならば汚れがつきにくいので、使用頻度が高くても月1回程度の洗車で十分です。
車をガレージのような屋内に止める方は、雨や紫外線の影響を受けないので、この場合も月1回程度の洗車できれいな状態を保てます。
融雪剤の上を走った後、海沿いを走った後、不整地を走り泥が車に跳ねたときは、車体に汚れが付着します。
汚れを放置すると固着し塗装を傷めるので、このような場合に汚れが目立てば洗車してください。
さらに車体に花粉や黄砂、鳥の糞がついたときも、できるだけ早めに洗いましょう。
これらの汚れも固着し塗装を傷めるので、洗車せず放置するのは良くありません。
夜の洗車は避けた方がいい
日が落ちると気温が下がるので、洗車には適した時間帯と言えます。
しかしどのシーズンでも夜の洗車は避けた方が良いです。
ライトの光があるとしても、よく見えない部分があり汚れが見えにくいです。
拭き残しや洗いムラができるかもしれません。
また夜照明で車を照らして洗車すると、夏場は虫が寄ってきます。
拭き上げを行うと虫も一緒に拭くことになるのです。
汚れをつける結果となるので、夜の暗い中での洗車はおすすめできません。
季節別の洗車に適した時間帯
どのタイミングで洗車を行うのが良いかお伝えしましたが、ここからは季節別の適した時間帯を具体的に見てみましょう。
春と秋は夕方前
気温が安定しない時期であり、昼は気温の高い日もあるでしょう。
気温が高いとすすぎ後の水滴が蒸発して乾燥しやすいので、可能ならば洗車は避けた方が良いです。
午後3時を過ぎてくると、少しずつ気温が下がってくるので洗車しやすい時間帯です。
春であれば風が強いか、花粉や黄砂が飛んでいないかも確認しましょう。
秋であれば落ち葉や砂埃が飛んでいないか確かめます。
夏は朝の時間帯
夏は朝から気温の高い日があり、最高気温が35度を越える地域もあります。
気温が高く直射日光が降り注ぐ中では、洗車してすすぎを行うと、すぐ水滴が乾きシミができます。
夏場は朝の時間帯に洗車した方が、車にシミができません。
また炎天下の中で洗車を行うと熱中症で病院に運ばれる方がいます。
毎年洗車中の熱中症は発生しているので、気温が低めで直射日光の照りつけない早めの時間帯に洗車をおすすめします。
直射日光が強いと感じる日は、ガレージなど日陰になる部分で洗車した方が良いかもしれません。
冬は昼前後
冬は朝気温が低く、太陽が登ってくると徐々に気温が高くなります。
午前中は気温が低いために洗車しにくく、お昼以降に洗車すると良いでしょう。
もちろん洗車するときは防寒具をつけて風邪を引かないようにしましょう。
水が冷たすぎるならば、温水を使って洗ってください。
ただし熱湯を使うのは避けるようにしてください。
お湯はガラスだと急激な温度変化により割れるかもしれません。
まとめ
洗車は車をきれいに保つために行いますが、すすぎ後拭き上げをゆっくり行うと、水滴が蒸発しシミができるときがあります。
洗車は直射日光の降り注がない、気温が高すぎない時間に行うのがベストです。
ただ洗車するタイミングはいつ良いか正解はありません。
自分が時間の空いている時間に行って構わず、洗いムラやすすぎ後の水滴のシミに注意しておきます。
今回の記事を参考にして、自分が洗車しやすいと思うときにしてください。