更新日:2023年01月13日
洗車を行うとなれば、車のルーフは汚れているか見えにくいので洗わない人もいます。
もしもルーフを洗うなら、高い場所にあるので脚立などが必要になるでしょう。
高い場所の洗車は怪我しないように安全に行いたいものです。
この記事でルーフを安全に洗う方法と気をつけるべきことを説明します。
目次
ルーフも洗車すべき場所
洗車ではカークリーナーや中性洗剤などの洗剤を使い洗って、その後水ですすぎます。
手が届きにくいルーフは洗車を避けたい場所ですが、洗うならルーフも一緒に洗った方が良いです。
すすいだ水は高い場所から低い場所に流れます。
車であればルーフ近くから足回りに流れていくのです。
もしも洗車したときにルーフを洗わないとしましょう。
そのときに車を洗って水ですすぐと、水がはねてルーフにかかると滴り落ちて窓やボディに汚れた水が流れ落ちます。
これではせっかく洗車しても汚れが付くので、再度洗わないといけません。
2度手間になるので、洗車するならばルーフもあらいすすぎはルーフ部分から行いましょう。
ルーフの安全な洗い方
ルーフを洗うときには、地面に立ったままでは手がルーフ全体に届かないので脚立のような道具が必要です。
ただし脚立を使うときは足を滑らせないようにして、脚立が倒れないように注意しましょう。
ルーフ洗車に必要な道具は以下の通りです。
・脚立
・カーシャンプー
・バケツ
・スポンジ
洗い方の手順
最初に脚立を安全な場所に立てましょう。
地面が濡れていない場所に立てて、車から少し離しておいた方が使いやすいです。
洗車で使うバケツやスポンジ、またはホースに引っ掛けないようにします。
次にバケツにカーシャンプーを入れて、勢いよく水をバケツに入れて泡立てます。
スポンジに泡を付けたら脚立に立ってルーフを洗いましょう。
ルーフの左右前後などと洗うときは都度脚立を移動させて、場所を変えて洗っていきますが脚立を移動させるのは面倒くさがらないようにしましょう。
1箇所に固定した脚立からルーフ全体を洗おうとして体を伸ばすと、バランスを崩して転倒するおそれがあります。
手が届く範囲を洗ったら、脚立から降りて脚立を移動させて乗って洗うようにしましょう。
ルーフを洗った後は、ホースを使ってすすぎます。
すすぐときも面倒くさがらずに、脚立に乗ってホースから水をかけます。
地面に立ったまま水をかけると、ルーフにシャンプーの泡が残る可能性が高いです。
脚立に立ってルーフをしっかり見ながらすすぎましょう。
避けた方がいい洗い方
もしも脚立がなければ、バケツや椅子などと代わりになるものを用意します。
しかし人によっては、面倒くさいので土台となる道具は使わず洗おうとする人もいるでしょう。
安全にルーフを洗うためには、避けた方がいい洗い方があります。
車内の端っこに立って洗う
車のドアを開けて、車内の端っこに立って洗おうとする方がいます。
服に汚れが付くばかりか、バランスを崩して転倒する危険もあります。
車内の端っこに立つと、片足立ちして背伸びしてルーフを洗うのでバランスが悪いです。
転倒しても大きな怪我にはなりませんが、足をひねるときや腰を痛める可能性はあるでしょう。
スポンジを落として車内を汚すかもしれず、すすぎでは自分の服も濡れるかもしれません。
ドアを開けたままルーフをすすげば、汚れた水が車内に入りやすいです。
脚立を使った方が安全であり、なければ4つ足の椅子やテーブルが使えます。
背の低い脚立ならばそれほど高額ではないので、1つ用意しておくと良いでしょう。
タイヤやドアに乗って洗う
車に付いているタイヤにはスペースがあるので、上に乗ろうと思えば可能です。
しかしこの方法でルーフを洗うのも止めた方が良いでしょう。
タイヤのフェンダーには汚れが付いており、ルーフを洗うと水が滴り落ちて靴やズボンにフェンダーの汚れが付くおそれがあります。
汚れなくとも靴が水浸しになるかもしれません。
またタイヤは丸いので、安定性の問題もあります。
滑りやすいためにバラスを崩せばそのまま転倒し、タイヤとフェンダーの間に足を引っ掛けて転べば大変です。
いくつかリスクがあるので、タイヤに乗って洗うのは止めましょう。
ドアに乗るのもおすすめできません。
乗った反動で動くかもしれず、人の体重ぐらいかかると壊れる可能性があります。
ドアを開けてすすげば水が車内に入りドアを濡らします。
ルーフに乗って洗う
脚立がないならルーフに乗ればいいと考えるかもしれません。
乗ることはできますが、ルーフは人の重みで歪むかもしれません。
洗剤を使って洗っていけば、滑りやすいのでルーフから転げ落ちるかもしれず危険です。
洗うときやすすぐときに、降りないといけないので余計ルーフから落ちる危険が高いでしょう。
靴のまま乗れば靴跡が残る可能性もあります。
綺麗に洗いにくく、落ちて怪我する危険が多いので、ルーフに乗るのも止めましょう。
まとめ
ルーフも車のボディと同じように汚れていきます。
目では汚れを確認しにくいですが、定期的に洗うようにした方が良いでしょう。
洗うときは地面に立ったままでは届かないので、脚立や椅子を使ってください。
タイヤやドア、車内の端っこに立って洗うのは危険で、ルーフに乗って洗うのも危険です。
ルーフを洗おうと思うならば、事前に脚立を用意しておきましょう。