更新日:2022年07月8日
マフラー部分に取り付けるパーツがマフラーカッター。
あまり聞いたことのないパーツかもしれませんが、ドレスアップパーツとして使われます。
実際に装着すると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
この記事でマフラーカッターについてご紹介します。
目次
マフラーカッターとは?
マフラーカッターは、自動車の排気口ようなパーツです。
このパーツをマフラーの先端に取り付けると、マフラーが太くなり見栄えが良くなります。
カスタムパーツは装着するのに専門知識を要する場合もありますが、マフラーカッターならば素人でも取り付けられます。
装着するだけでマフラーの見た目が変化し、美しく高級感がでます。
マフラーカッターは見た目を変化させるためのパーツです。
装着しても排気効率や音に変化はありません。
あくまで見た目を変えるためのパーツであり、性能を変えるならばマフラー自体を交換しないといけません。
マフラーカッターを装着しても、マフラーの性能に影響はないです。
マフラーカッターを取り付けるメリット
簡単に装着できるドレスアップパーツがマフラーカッターです。
ドレスアップパーツですが、取り付ければいくつかメリットを得られます。
マフラーが美しく見える
マフラーカッターはドレスアップパーツであるために、装着すれば高級感がでて美しく見えます。
どのマフラーカッターを取り付けるかで色や質感が違います。
形状や材質、色は様々であり、アルミ製やチタン製があります。
アルミ製は加工しやすいために複雑な形状のマフラーカッターも制作しやすいです。
チタン製は硬いために丈夫であり、チタン特有の質感がでます。
リーズナブルな価格から若干高めの価格まであり、自分で装着すれば工賃は無料です。
他のエアロパーツとバランスが取れる
自分でカスタムする他に、最近はエアロパーツを装備したグレードの車も登場しています。
せっかくエアロパーツを取り付けても、マフラーがそのままではバランスが悪くマフラーだけ貧相です。
そんなときは、マフラーカッターでマフラーをドレスアップすれば、他のエアロパーツとバランスが取れます。
全体的にバランスが取れた車にできるでしょう。
マフラーを錆から守る
マフラーは地面に近い部分にあるパーツです。
素材は鉄を含んだ合金であるために、雨水や泥水などを被ると錆びます。
特にマフラーの先端は錆に弱いために、腐食性の素材を使ったマフラーカッターで覆えば錆を防げます。
マフラーカッターを取り付けるときの注意点
マフラーカッターの付け方によっては、車検に通らない場合があるので取り付けるときに注意しましょう。
取り付けるときは、リアバンパーからはみ出さないようにしましょう。
リアバンパーから少しでもはみ出していると、整備不良となり車検に通りません。
取り付けたときは、上から見てリアバンパーからはみ出していないか確認します。
さらに、地上から9cm以上離して設置するのもポイントです。
つまり地面から9cm以上高い場所にマフラーカッターがないと、車検に通過できません。
マフラーカッターによっては、斜めに切っているデザイン性を高めた製品もあります。
先端部分が斜めになっているマフラーカッターです。
斜め切りだと車検に取らない場合が多いので、垂直に切っているマフラーカッターを使用した方が無難です。
マフラーカッターの選び方
マフラーの形状や車種によって、どの製品を取り付けられるかは違ってきます。
マフラーの向きを変えられる製品から、2歩並んだようなデザイン性が高い製品まであります。
下向きにマフラーカッターをつければ、排気ガスを後方車に当てる心配がなくなります。
製品の素材は、スチール、ステンレス、チタンがメインです。
それぞれ以下のような特徴があります。
・スチール : 重くて錆びやすいが値段が安い
・ステンレス : 錆びにくく熱に強く、よく使われる素材
・チタン : 軽くて強く錆びにくいが値段が高い
カーボンで覆ったような製品もあり、またチタン風に焼き入れした製品も登場しています。
デザインや素材で好きなマフラーカッターを選ぶと良いでしょう。
取り付けは業者に任せよう
マフラーとマフラーカッターの直径が合わないと、自分の車には取り付けられません。
自分で買って取り付けると、直径が合わずつけられなかった場合があります。
また取り付けても、緩んでいると走行中かたかた音が鳴り、場合によっては外れます。
マフラーカッターの取り付けは業者に任せましょう。
取り付け経験豊富な業者であれば、緩まないように取り付けてくれます。
取り付けで何かトラブルがあっても対処してくれます。
まとめ
マフラーカッターはマフラーに取り付けるパーツです。
取り付けてもマフラーの音や性能に変化はないですが、マフラーの見た目を変えて錆から防ぎます。
下手に取り付けると緩んでいき、やがて外れます。
マフラーカッターの取り付けで不安な方は、業者に依頼して取り付けてもらってください。